基本的に小説などの娯楽を対象にした本は
速読を使うことはありません。

あるとしたら
本当の「書評家」の人だけ。

ネットに溢れている
自分の視点のみで
一回何となく読んだだけで
点数をつけているだけの
自称書評家ではなく

本当の書評家

のことです(笑)


依頼が殺到し、とにかく、次から次へと本を読まなければいけない…
なんていう状態の書評家の人だけ
速読で読んでください。
この様な状態でない限り
書評家でも速読を使わない方が良いでしょう。

この詳しい理由はまた別の機会に。

では
今回の本題。

「15歳若返る脳の使い方」
では
小説や漫画は脳を若返らせる効果がない。
という一文があり
「速読脳」や「44のルール」、「天才脳」などでは
小説や漫画はおススメである。
という内容が出てきます。

一見すると矛盾した内容ですが
どちらが正解なのか?
と言うとですね。
テレビの様にやたらと
もったいぶらないで書きますが(笑)

当然、どちらも正解になります。

気付いている人もいるでしょうが
これは目的による違いな訳です。

まず、「15歳~」の方では、速読とか、読書量とかの視点で内容が展開されているのではなく
あくまでも
物理的な脳への影響
という目的で書かれています。

違う言い方をするなら
「15歳~」
の方は、
ボディービルダーの大会に出る人向けに書かれている本で
他の本は
日常レベルのシェイプアップを目的にしている。
という本だとします。
(当然、これはあくまで理解を促すための仮の分け方ですからね。誤解しないでくださいね。)
このように考えれば
確かに、
日常のシェイプアップを目的にしているなら
小説や漫画の負荷でも全然大丈夫そうだけど、
ボディービルの大会に出て優勝を狙うなら
小説や漫画じゃ負荷が足りないよな…。
という風に思いませんか?

実際の本の内容に絡めるなら
本当の意味でIQを高めていくのか?どうか?
ということです。
もちろん、速読を心がけることで自然とIQも高くなります。
ですが
速読はあくまで「スキル」であり「ツール」の様なものです。
スキルやツールである以上、
使い方を間違えると
逆効果になります。

その典型の一つが
先に上げた
ネットの自称書評家です。

彼らは
自分の読みたい情報「しか」読んでいません。
つまり
いくら読んでも知っている情報、知りたい情報「しか」入って来ないのです。
この様な状態でいくら何億冊と読んでも一切IQは上がりませんし
むしろ、
読めば読むほど馬鹿になります。
せっかく、成長のためのスキルであるのに真逆に機能する訳です。

このように書くと
十分に私はIQが高いから小説や漫画を読む必要はない!
思うかもしれませんが、
そもそも
小説や漫画は
「結果として」
多くの人々のIQを上げているだけ。
ですから、
基本的に
最初から
そんな
くだらねぇことを目的に読まないのです。

もちろん、
「ドクターストレンジ」
の様な
IQを上げる効果が期待できる作品であれば別ですが、
基本的な所では、IQ云々は関係がありません。

というか…
もし、本当に
「私はIQが高いので、一切小説など読まないのだよ。」
とかキメ顔でいってるやつが居たら
間違いなくIQ高くないでしょ(笑)

なので、
リハビリ目的の人には
当然
小説や漫画はおススメですし
別に、昔から読書の習慣がある人にも
小説や漫画はおススメです。
リラックスの効果もありますし、
色々な世界観を知ることは
人生において無駄ではないでしょう。

ただ
速読はしなくても良いですが
「先読みのテクニック」
使っていても、邪魔にならないハズですから
どんどん使うことをおススメします。
そうすることで
また結果として、速読の訓練の効果も手に入る訳です。
楽しみながら、速読の訓練効果も高まる。
ということですね!

また
フィクションだから感じられる内容は多いです。

いくつも書きたい例がありますが
ちょうど
「テイルズオブデスティニー2」
「ジューダス」
の小説が目に入ったので
彼らを
ネタバレありきで
知ってる人にしかわからない例えで書きますが(笑)
(たまには良いでしょう…。)

要は
自分が
リオンの立場になった
カイルの立場になった
ハロルドの立場になった
ときに
彼らの様な選択をできるだろうか?
とか
もし、
彼らの仲間だったら
どのような言葉をかけ、接するだろか?
という
思考は
娯楽でありながら
実生活、社会においても
とても良い訓練になります。

別に
「バッテリー」
この様な内容にとても向いている…
と思いますが
それを理由に記事にした訳ではありません。

単に、
これも目の前にあったから(笑)

ですが
せっかく最近アニメにもなったことですし
(アニメについてはノーコメントで。)
できれば
しっかりと原作を読んで欲しいと思っていたわけです。

児童書として書かれた作品ですが
正直
そこら辺の
大人向け(笑)とか言われている本なんかよりも
全然、面白いし、考えさせられます。

正直に言うと
大人向けとか言われて
なんとか売っている小説って
多くの場合
本人の単なる愚痴的な内容の作品て
結構多いですよ?
何とか賞を取った!
とか
大ヒット○○とか。
の作品でも
正直
その手の内容多くて
マジ?
となることが多い。
それなら
全然
「バッテリー」
の方が
マシ!
と本気で思っています。

ということで
まだ読まれていない人は
どうぞ何度も読んでください!

帯の通り
「胸が熱くなる一冊(シリーズ)」
です!

それでは
今日も最高の一日を。


参考書籍


バッテリー 全6冊合本版 (角川文庫)
あさの あつこ
KADOKAWA / 角川書店
2014-08-01