私自身もここ数日で「CHUCKファイナルシーズン」だけですが、3回くらい繰り返して観ていました。
そして、やっぱり思ったのはめちゃくちゃ面白い!!という感想です。

一部の人の間では、海外ドラマは途中までが一番面白くて、ファイナルシーズンに向かうにつれて、つまらなくなる…という感想をよく聞くのですが、個人的には、CHUCKに関しては、やっぱりそんなことないよな…と思っています。

ただ、私自身は他の人よりも海外のエンターテインメント産業の、お金の事情に対しての知識と情報を理解しているので、その辺の理解もあって、この様な内容を知らない人よりも少し贔屓目な視点もある…かもしれません。
ですが、贔屓目な部分があるかも?というところを差し引いても、本当に面白い!と思っています。

丁度、10年くらい前の作品ですが、それでも、本当に面白い。
というのも、全部は見れていないので、確実な根拠は無いので、あくまでも仮説的な内容になりますが、丁度10年くらい前の作品というのは今よりも、もっと自由に作品を作れた環境だったように感じます。
というのも、CHUCKがリアルタイムで放送をされていたときから、今までではアメリカ自体の国力や視聴者の環境、そしてクリエイターの環境も、かなり大きく変わったからです。
ここについては、現在進行形で調べている最中ですので、詳しくは、まだ書けませんが、簡単に言うのであれば、年が経つごとに、お金の力が強くなっている…という部分が大きく関係しています。
スポンサーが大切なのは日本だけでなく、当然、海外の作品も同じことです。

個人的に「CHUCKシリーズ」を高く評価している内容の一つである「プロダクトインプレイスメント」と呼ばれる手法が、かなり上手いことが理由の一つにあります。
この手法は、作り方が下手だと、作品の途中で「単なる宣伝シーンが挟まれる」ことになるので、使い方が難しい方法でもあります。
比較的相性が良いのは、スポーツ漫画とかであれば、実際の道具やユニフォーム、スポーツドリンクなどは試合や練習のシーンでは、ごく自然と使えますので、その点は、他の作品よりも苦労は少ないでしょう。

ですが「CHUCK」はスパイアクションの海外ドラマですから、普通であれば、「プロダクトインプレイスメント」は結構苦労する…というかシーンに上手く溶け込ませるのに、かなり苦労をするのですが、先ほども書いた様に「CHUCK」シリーズはもの凄く上手く溶け込んでいる部分が多い。
しかも5シーズンもあるので話数も多いわけですから、それだけ、ここはちょっと…というシーンに出会う確率も高くなりますが、何度も書いていますが、本当にうま~く埋め込んでいる。

それができるのは、舞台設定もそうですが、登場人物たちが個性的で、違う言い方をすると「こいつらなら、やるな…」という、もの凄い納得感が、さらに、違和感を消しているのでしょう。
納得感がある!ということは、それだけ作品に没頭できる!ということでもあります。

さらに、さらに、某国とは違い(笑)作品に登場をしてこない細かな部分まで、しっかりと、創りこまれている!という部分です。
しかも、単なるこじ付けではなく、科学的な内容なら、科学的な根拠や歴史などを本当に深くまで調べています。
さらに、これらの熱量が高い内容ですら、必ずしも表に出てくるとは限らない…。

例えば「CHUCK」の物語が始まるきっかけとなる、スーパーソフトウェアである「インターセクト」がとても分かりやすいですが、「インターセクト」がどのような仕組みで、どのような目的で、誰が作ったのか?という内容については、おそらく、かなり深くまで考えていると思います。
個人的には、カーネギーメロン大学クラスの博士号を持つ人達がアドバイスをしている可能性もかなり高いと思っています。
もしかしたら、作中にも出てくる「DARPA」の人たちが協力をしている可能性もあります。
というのも、一部の回では実際にCIAも協力をしている回もあるくらいです。

このようなことを考えるのにはちゃんと理由があって、このブログでも何度か記事になっている「苫米地英人」さんの書籍などを読んでいると、「CHUCK」に出てくる内容が、実は苫米地さんの研究分野などに深く関係しているのがわかります。

作中では「インターセクト・プロジェクト」は、優秀な三人の科学者により作られた…ということになっているのですが、ここの元ネタは、おそらく「ロジャー・シャンク」「マービン・ミンスキー」が強く影響を与えていると思います。
おそらくですが、インターセクトにおける「教育プログラム」という部分はロジャー・シャンクの「eラーニング」から来ており、物語の中盤から登場をする「インターセクト・グラス」というサングラス型のディスプレイは、マービン・ミンスキーの「ヘッドマウントディスプレイ」から来ているのでしょう。

また、用語や時代背景もしっかりと理解をしており、その中の一つで、私が流石だな…と思ったのが三人の科学者の一人であるコードネーム「オリオン」の専門分野が「分子生物学」であると、作中で出てくるところです。
これが、某国であれば、安易に「脳科学」とかの設定にするのでしょうが、そこはさすがアメリカドラマです。
しっかりと、その分野の時代背景も把握しており、リアリティーを出すことに妥協がありません。
もともと、人工知能の研究者の多くは、80年代に出来る限りのことをすべて出し尽くし、当時のコンピューターの処理速度の問題で、これ以上研究が思うように進まなくなると、「オリオン」のように、「分子生物学」の世界に移る人が多くいました。
このような些細な事は「だから何?」で終われせてしまう人もいるでしょうが、作品作りにおいては、このような、表に出てこない、細かなことまで作り込むという姿勢は、作品全体のクオリティーを高める重要な要素の一つです。
もちろん、この話以外にも、「こんな部分までしっかりと考えているの!?」と驚くくらいに、多くのことを調べて、作り込んでいます。

そして、アメリカのドラマというのは、当時の時代背景や世相を上手く取り入れ、作中に組み込むこともよくあります。
CHUCKは今から10年ほど前の作品ですから、これからの日本の行く末を考える判断材料としても使える内容だと思っています。と言うのも、科学的な根拠はなく、あくまで一般論の話ですが、アメリカで起きたことは10年~20年後に日本でも(必ず)起きる!という話があります。
もちろん、予言書ではないので、確実ではないですが、少なくとも、一つの指標としては利用ができるでしょう。
例えば時代を先取りしていた「ベックマン将軍」。当時はまだまだ、アメリカ軍の中では女性の活躍の場は少なかったようです。しかし、2008年に女性で初の大将になった「アン・ダンウッディ」さんのように、現実でも少しずつ、女性の社会的な地位が高くなっていきました。それは先のアメリカ大統領選挙を思い出せば、よく分かるはずです。
もちろん、あくまでもフィクションですから、必ず現実と同じになるとは言いません。
しかし、すでに書いているように、アメリカのドラマはリアリティーを出すことに妥協がありませんから、使える部分はとことん使います。

また、アメリカのドラマは、移民の人に対して、アメリカ文化を理解させるという側面もありますので、某国のように、ものすごくおかしな作りになることは、基本的にありません。
これは某国のように、「知的レベル」を小学校5年生から中学校2年生くらいのIQで理解できる作品にしないといけない、という基準に合わせて作られているのではなく、「真っ当な大人が見ても楽しめる作品」という基準で作られているので、それは、いろいろと差が出るのは当然なのです。


後は、超有名な役者も多く出ていますし、「ザッカリー・リーヴァイ」、「イヴォンヌ・ストラホフスキー」、「マット・ボマー」などを筆頭に、この作品からさらにステップアップをしていく人たちも多く出演しています。
それにしても、CHUCKの「ゲスト」の人たちは本当に凄いですよ…。
「ターミネーター」に、「007」、「ストリートファイター」に「ワイルドスピード」や「スタートレック」…。
もう凄過ぎです!

ザッカリー・リーヴァイに関しては、この記事を投稿している時点では「シャザム!」というアメコミ原作の映画でも主演として登場します。

そして、吹替の声優さんも本当の実力者ばかりで「違和感なく」吹替を楽しめます。
どの作品かは言いませんが、吹替があまりにもアレで、元々の役者が下手なのか?と疑う様な作品も結構あるのですが、「CHUCK」は間違いないでしょうね!

チャックの吹替はドラゴンボールのトランクスやスラムダンクの桜木花道を演じている草尾毅さんです。ワンピースでは若かりし頃のゴールドロジャーも草尾さんです。

ちなみに、「ドラゴンボール超」で登場をした「ジレン」の声優さんも登場をします。
これは、最近私も知りました…。
まさか、あの人が、ジレンと同じ声優さんとは…驚きです!

そして、吹替では、吹き替え用の演出をしますが、これがまた、良い!
吹替のセリフも面白いですからね。
特に、チャックの相棒のジョン・ケイシーの口癖「ドアホ」は、おそらくですが、チャック役の声優さんが草尾さんだから、桜木花道を意識しているのかな?と個人的に思っています。
ただ、回を増すごとに、いい意味で、どんどんキャラクターがコミカルになって行くのは、ハマる要素の一つだと思っています。

この作品はいい意味でも、悪い意味でも「人は変わる」ということを教えてくれる作品でもあります。
おそらくCHUCKのテーマの一つに、この様な変化に重きを置いているのでは?と個人的に思っているくらいです。

後は、お見事キャプテンや姉さんやチャックやサラの元恋人たちを筆頭にイケメン、美女が沢山出てきます。こういうのがお好きな人にもおススメですね(笑)

今回の記事は「CHUCK」をどっぷりと見て、楽しんで貰うことを前提としているので、ストーリーの内容は、あえて、そこまで書きません。

今の私は、英語の学習として使っている作品の一つですが、すでに書いているように吹替でも楽しめる作品です。
というか個人的には、オリジナルと吹替の両方で楽しめる作品になります。

休みの日に、特にすることも無いし、家からも出たくない…という人にもおススメですね。
今回は、おススメという単語が多く出てますが、それくらいに魅力的な作品である!ということです。
実際に、放送当時はアメリカで賞を総なめにしていますし、日本でもかなり人気があったようです。

詳しくは、まだよく知らないのですが、チャック役のザッカリー・リーヴァイは、この作品を映画化したいという内容をネットで見かけました。
個人的には映画も続編放送も両方期待します!というのも、最終話を見る限りは、ちゃんと「CHUCK2」という感じの続編に繋げることができる終わり方だと思うからです。
というか、私自身は、どのように、次につなげるのかな?という、ある意味シナリオライターの様な妄想を楽しんでいます(笑)
それこそ、最近実写ドラマ化した「I’s」アイズという恋愛漫画の様に、彼ら、彼女らの、その後を色々と考えたくなる作品が「CHUCK」なのです。
実際に観ている最中はもちろん、最終回が終わっても楽しめる作品ですね。
最後に、「CHUCK」の宣伝文句?をお借りしておきましょう。


彼は「国家機密」、彼女は「諜報員」。
時給11ドルで世界を救う!!

最高のチャック旋風、吹きまくる!



「チームバトウスキー」の活躍を、皆さんも体感してください!


それでは、今日も最高の一日を。


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2016-11-23