一つ前の記事に、ご都合異世界転生作品についての内容を書いたので、若干それに関係している内容を。

おわかりだと思いますが、
大きな力を操るには、大きなエネルギーが必要です。

「大きな力」というのは、現実的に言い換えるのであれば、
「素晴らしいアイデア」や「ハイパフォーマンス」などと言い換えてみてください。

多くの人が勘違いをしていると思うことの一つに、
俗に言う生産性が高い人達は、最初から、生まれながらに、何もしないで、生産性が高かった…。
思っている人が、結構な人数で存在します。

これは、本当に、マジです。

何かにつけて、無意識的に「生まれた時から違う」と思ったり、口に出したりする人は、本当に多くいます。

ただ、科学的な視点からも、地球人以外の宇宙人ハーフでもない限りは、
基本的に、生まれた時からの差というのは、ほとんどありません。
それこそ、日本人が大好きな全くの横並び状態です。

ですが、悲しく聞こえるかもしれませんが、
生まれてから数年の間で、個人差が出てくる内容もあります。
例えば、色彩感覚などは、0歳の時からすでに大きな差が出ると言われています。
これは、
光や色などに対する感覚がもっと発達する期間が1歳になるまでの短い期間だと言われているからです。

つまりは、将来的に、色彩感覚などを豊かにしたいのであれば、多くの色や光、または、芸術作品に触れさせてあげることで、
その子供の感覚が養われるということです。

これらの内容は「クリティカルエイジ」と呼ばれる内容であり、
それぞれの器官で「固定化」が始まる時期のことであり、
この固定化が始まる時期が器官により全く異なるのです。

この固定化が始まるまでの期間であれば、効率的に、学習が進むようになります。

ちなみに、数学に関しては、クリティカルエイジが存在しないとのことです。

ただ、数学の様な例外を除いて、一番、クリティカルエイジの期間が長いのが「言語」になります。

大体言語であれば14歳ころを境目に、固定化が始まると言われています。

言語というのは、高度に設計をされている内容ですから、構築期間が他の内容よりも長いのです。

これについては
苫米地英人さんの「オトナ脳は学習できない」
という書籍などに、詳しく書かれています。

また、クリティカルエイジ、つまり、固定化された状態からの、
克服も可能です。

先に、答えを書いておくと、
脳の寿命は200歳と言われており、その多くは全く使われていない細胞になります。
つまり、クリティカルエイジの影響を受けない、
未使用の細胞を利用することでクリティカルエイジを克服することができるのです。

確かに、生まれた時には、みんな同じ状態と言えます。
ただ、そこから、生活を始めた頃から、それぞれの差が出てくるようになります。
ですが、
すでにお気づきの方もいると思いますが、幼少期に自ら理解して、自分が望むような教育環境を作れる人、選べる人は
まずいません。

そうなると、結局は親の影響で子供は差がでる。
という、救いようがない結論になります。
…。
が!
すでに書いているように、
大人になってからでも、効率的に学習をする方法が科学的に証明されています。
しかも、かなり再現性が高く。
…。
まあ、科学的であるというのは、ほとんどが再現性がかなり高いという意味になるのですが(笑)

生産性が高い人達というのは、幼少期に素晴らしい環境や出会いがあった人達の可能性は高いと思います。

ですが、全員がそうではないでしょう。

例えば、伝説のローカル番組と呼ばれる「水曜どうでしょう」のキーパーソンでもある
ミスターこと鈴井貴之さんは、幼少期はどうか知りませんが、成人をしてからは、
だいぶ、うだつが上がらない状態が続いていました。
ですが、鈴井さんは水曜どうでしょうをなどを通して、クリエイターとしての力量を磨いてきました。

先に答えの様なものを書いておくと
多くの人には、頭の中には大きなイメージがあることが大半です。
ですが、
その頭の理想のイメージを具現化するには、物理空間の多くの制限を超える必要があります。

これは、「ゴッドハンド輝」という漫画の
形成外科医、船場聖樹は、
自分が思い描くオペの出来と現実とのギャップに、毎回のように苦悩をするシーンが出てきますが、
これは、多くのことに共通をすることです。

例えば、
長編小説を書こうとするのであれば、それだけ膨大な情報量が必要になりますし、
当然、世界観も大きくなります。

そうすると、同じ文字、言葉を使う内容でも、俳句などとは桁違いの大きなエネルギーを必要とします。

勿論、俳句が小説よりも劣っているということではなく、
ここでは、あくまでも、比較のイメージとして、考えてください。
それぞれに、良さがあるのは理解しています。

頭の中に、大きな内容があっても、それを現実世界に落とし込むには
それぞれの、落とし込むためのツール、技法を、より、イメージ通りに扱えるようになる必要があります。
船場さんであれば、頭の中のオペの仕上がり具合を具現化するための、技術を必要としますし、
鈴井さんであれば、テレビ番組としての目的と、自分が表現したい内容との摺り合わせが必要です。

この様な処理をしていれば、自然と、生産性が高くなるのは、理解できるのではないでしょうか?

当然ですよね。

思考と行動をしっかりと行っているのですから、経験値が溜まらない訳がない!

そういう意味では、
生産性が高い人というのは
必ず何かしらの行動をしている人である。
ということです。

では、最初の方に書いた内容を再度書きますが、
鈴井さんや船場さんたちは
生まれながらに、何もしないで、今の能力があったのでしょうか?

当然ですが、違いますよね。
彼らに限らず、何かしらの価値を出し続けている人達は、
必ず、自らが起点となって、行動をしています。行動を続けています。

だからこそ、経験値が溜まり、さらに、大きな成果を出せるようになるのです。

これは、ロールプレイングなどの必殺技や禁断魔法などの様な大技を使う時をイメージしてください。
例えば、
ファイナルファンタジーシリーズであれば、
最初から「アルテマ」を唱えることはできません。
仮に覚えていても、つまりは、唱え方を理解していても、
MP、マジックポイントが全然足りなくて、実際に扱うことはできません。
基本的に、「アルテマ」を使えるようになるには、
まずは、アルテマを覚えて、それと並行して、MPを強化する必要があります。
つまりは、ゲームであろうと、実践が、行動が必須になる訳です。

ゴブリンを倒さないで、オメガウェポンは倒せないのですよ。

なのに、現実には、ゴブリンを倒しもしないで、オメガウェポンを倒す方法を、本気で考えている人が沢山います。

ゲームであれば裏技やバグ技で倒せるかもしれませんが、
現実社会で、自分が望む状態を作りたいのであれば
行動は必須になります。

というか
現実世界においては、行動をすることが、物理的な制約を突破する唯一の方法です。

それなしに、変化は訪れません。

また、目指すモノが大きければ、大きいほど必要なエネルギーや内容が増えるのは理解できるでしょう。

逆に言えば、最初から、大きな目標を目指していれば、その途中の内容をクリアしやすくなる訳です。

それは、
できれば甲子園出場を目指して、基本的にベスト8を目標にしているチームと
最初から甲子園出場を目指しているチーム、
そして、
最初から甲子園優勝を目指しているチーム
では
どのチームがベスト16を勝てる可能性が一番高いのか?
というのは、何となくわかるハズです。

この時の違いは、目標の大きさが違うことで、必要となる地力が全く異なることが関係しています。

最初からベスト8でいいや。
というチームと甲子園優勝を目標とするチームでは日々の取り組み方や意識が全然違います。
つまりは、目標によって日ごろから必要とする内容が決まる訳です。

だからこそ、まずはできるだけ大きな目標を。
それも、他人からは絶対に無理だと言われる様な目標を持つことが大切です。

その大きな目標が、結果としてあなたに、大きな力を与えてくれることになります。

言い換えるのであれば、
目標、目的とは、自らの器の大きさを決めている様なものです。

県大会ベスト8という器を作るのか?
それとも甲子園優勝という器を作るのか?
と言うのが、最初の違いでしょう。

そして、
この器は当然ですが、完璧なものでもないし、完成もしていませんし、中身もありません。

その器の質をより高めながら、同時に、中身を満たす行為が、
何度も書いている、実践であり、行動になります。

生産性が高い人というのは
この器が大きくて、行動という中身を常に注ぎながら
同時に
常に器を大きくしているから、
どんどん、価値を提供するのです。

そして、
人間は本来、生得的に大きな差はみんなありません。

ただ、差が出るとしたら、自分で器を作り、中身を注ぐ事を日常にしているかどうか?
という違いだけでしょう。

そして、当然ですが、
器の形も中身も人それぞれ違います。

これが正解というのはありません。

あえて言うのであれば
自分が正解だと思うものが唯一の正解です。

自分だけの器をどんどん作って、中身を満たしていきましょう。


それでは
今日も最高の一日を。