本だけでは無いですが、文字を読んでいると(急に)眠くなる人は珍しくないでしょう。
一応この記事を書くにあたってネットを中心に軽く調べてみましたが…、まあ、あんまりよろしくない内容ばかりでした(笑)

そもそも、姿勢がうんたらとか、眠れない場所がなんたらとか、ハッキリ言って「全く無意味!」ですから(笑)
このような無意味だと思う内容に惑わされないで貰いたいのと、そもそも、なぜ眠くなるのか?
そして、それでも本を読んでいくようになるにはどうすればいいのか?ということに関して、今回は記事を書いていきます。

ちゃんと眠ることと、一時的な眠気を混同するな。

これは私の経験もありますが、まず私は椅子だろうと立った状態だろうと眠くなったら、その場で寝ます(笑)
もちろん、他人の迷惑になるような場所では流石に寝ませんが、特に問題が無いのであれば、椅子に座ったまま寝る…というか、目を閉じます。
他のサイトの内容を見ていて思ったのは、夜寝るように爆睡をする…というイメージで、本を読むと眠る…という風に書いている人が多いのですが、 そもそも、そのような状態になるには、ある程度の条件が揃わないと起きないと思っています。

その条件とは簡単で、就寝前に本を読む!というタイミングです。
このような、「もうすぐ就寝だ!」というタイミングに近いのですから、本を読む以外にも、筋トレだろうと、ストレッチだろうと、ゲームだろうと、 ほとんどの内容では、すぐに眠くなります。
しかし、ここで変な認識が出来上がると、本を読む=すぐに眠くなり眠ってしまう…という勿体ないイメージが出来上がってしまいます。

そもそも、今の日本では読書習慣がある人の方が、少数派ですから、ほとんどの人にとっては、読書という行為に慣れていません。
ということは、ほとんどの人にとっては読書という行為は苦手、もしくは馴染みがない内容であると言えます。
このような状態では、朝起きてすぐに本を読み始めても、5分もしないで眠気を感じることでしょう。

しかし、この時の眠気は、通常の睡眠の時の眠気とはまた違ったものになります。
この眠気の違いについてもしっかりと書いているサイトはなく、単に本を読むと眠くなる…という内容ばかりです。
これらのサイトの情報は寝酒のように本を捉えている節があります。
しかし、本来の睡眠のときには寝酒は眠りを浅くするように、読書も同じように眠りの質を下げることにつながります。
なので、可能な限りは寝る直前に本を読んだり、文字情報を処理することはやめた方が良いのです。
そして、本を読んでいて眠くなるのには、いくつかの原因があるのです。

眠くなるのは慣れていないから、つまらないから、それか単に疲れているから。

まず、疲れているというのは精神的にも、身体的にもどちらにも言えます
例えば、身体的な疲労には良くある疲労のほかに、その人の体質などもあります。
これは単純に視力や乱視などが影響をしています。
乱視が分かりやすいですが、乱視の人や乱視気味の人であれば、乱視が無い人よりも疲れやすくなるのは、わかると思います。
また、度数の合わない眼鏡などを使っている人も同じように言えるでしょう。

あとは、個人的に思うのは、室内の光の当たり具合です。
これは書籍よりもPCのディスプレイなどがわかりやすいですが、明かりの具合により見えにくくなることがあると思いますが、個人的には書籍でも同じように、読み難くなることがあります。
一番良いのは日光の光なのですが…これだと紙の本だと劣化をするのでおススメできません。
電子書籍関係だと端末での差が激しいので、これもまた問題です。

つまらないという内容は他のサイトでも出ていますが、人間はつまらないと感じる内容には眠くなるように出来ています。
これは後にも出てくる「オーバーロード」という現象なのですが、つまらないと感じるときにも、このオーバーロードが起きるのです。

では、慣れていない…というのは、どういうことかというと、これは文字情報を処理することに慣れていない…というのが多くの人に当てはまることでしょう。

また、読書習慣がある人でも、今までとは違った書籍、知識や情報に触れたときにもオーバーロードが起きます。
両方とも基本的には同じ理由なのですが、これは筋トレなどで例えた場合、前者は自重での筋トレによる負荷からくる疲労にたいして、後者は前者よりも難易度が高い内容の負荷からくる疲労…という感覚です。
例えば、筋トレを始めた人であれば両足でスクワットをすると疲れますが、ある程度身体が出来ている人の場合、通常のスクワットでは効果が低くなるので、片足でスクワットをして疲れる…という感覚です。
(もちろん、これはあくまで例えであり、実際には通常のスクワットでも効果を上げていくことは可能です。)

脳の場合は疲労というものは存在しないので、単に現段階の自分の知識量などの問題で、眠くなる、オーバーロードが起きる…ということです。

読書習慣が無い人であれば、何度も言うように、まだ書籍を読む習慣に慣れていないから、単純に処理をする際の負荷に対してのキャパシティが低いので、脳がパンクすることを事前に防ぐために眠気を出している、ということです。

日本人はほぼ識字率100%ですから、誰でも文字を読むことができると思います。
その為かもしれませんが、文字を読むことと書籍を読み進めることを全く同じように認識をしている感覚があります。
単なるメールやLINEなどの短文をぶつ切りで読むのと、一冊を通して意味を成す書籍という媒体とでは、完全に脳にかかる負荷が違います。

また、文字を読むというのは、「聴く」などの他の情報入力よりも、「脳全体をまんべんなく使用をする」という科学的な視点もしっかりと認識をしてください。
詳しく書くと長くなるので今回は割愛をしますが、文字を読むというのは、先程書いた様に、脳全体を使って情報を把握する内容なのです。

ちなみに、この視覚からの文字情報の入力という部分だけで、脳全体を使っているという意味です。
ここにさらに「思考」という内容が必要になるのです。
ですから本を読むという行為は、日本人であればだれでも簡単に触れられる内容ではあるのですが、実際のところは、かなり高度な内容になるのです。

本来はかなり高度な行為ですから、日頃から思考停止で生活をしている人であれば、簡単な内容の本でも、すぐに眠くなるのは当然なのです。

読書習慣が出来てきたら「オーバーロードが起きる」書籍をどんどん読んでいこう!

先程は、なぜ眠くなるのか?ということを簡単にですが、紹介してきました。
肉体的な疲労や、つまらない内容に触れている…という原因以外では、先程も書きましたが、単純に書籍を読む行為に慣れていないから…ということが、全ての原因である!と言い切っても良いと思っています。

そして、読書習慣が出来てきたら大切なことがあります。
今回は3つの内容を書いておきます。
それは、「今の自分では、少しだけ難しいと感じる内容の本」、「自分とは反対の考え方の本」、「ランダムに決めた本」という3つの基準の内容の本を読むことを日課にしてもらいたいのです。
それでは一つずつ書いていきます。

まず、「今の自分では、少しだけ難しいと感じる内容の本」というのは、自分が見たいと思う内容ではありますが、今の時点の自分では「何かしらが足りなくて、理解をしていくことが多少大変な内容の本」ということです。

これは筋トレで考えるとよくわかりますが、両足での「ヒップリフト」が余裕でできる人であれば、今の状態のままでは効率的に効果が出てきません。
ですので、両足では無く、片足で行うヒップリフトへとグレードを上げる必要があります。
これと同じような感覚で、知的作業でも負荷を上げていくのです。
(一応、補足をしておきますが、筋トレの場合は同じ方法のままでも効果を高めることはできますので、無理に違う方法を採用する必要はありません。)

読書に関していうのであれば、先程の「つまらないからオーバーロードが起き、眠気を感じる」という内容にも関係していますが、今の自分では難しすぎる書籍だから「つまらなくて眠くなる」という状態が、ほとんどの人に言える内容でしょう。
このような状態の場合は、基本的に読書習慣がまだない人たちが大半だと思います。

それとは別に、「今の自分では少しだけ難しいと感じる書籍」でも、オーバーロードが起き、眠気を感じることがあります。
しかし、この時の眠気はつまらなくて眠くなる時とは違い、理解できる部分と、まだ理解できない部分との内容が混ざった状態での眠気になります。
これは、新たな神経ネットワークを構築するために眠気が起きている…という感じで認識をするといいでしょう。

つまりは、読書習慣ができた人であれば、強すぎないオーバーロードが起きるくらいの書籍をどんどん読み進めていくように意識をすることで、効率的に読書を利用できることになります。


次に「自分とは反対の考え方の本」というのは、今の自分の視点とは真逆の内容と言えます。
これは言い換えるのであれば、「今の自分にとって未知の内容に沢山出会う!」という意味になります。
例えば、自分は「資本主義が一番だ!」という考え方であれば、その逆の視点である「社会主義が一番である」という考えの人の書籍や情報を、「社会主義が一番だ!という視点に(疑似的でいいので)なって」、それらの情報に触れていきます。

これは、自分の視点を外して、著者の視点になりきって本を読む行為になります。

実は読書については、自分の視点で読み進めるのではなく、「著者の視点になりきって本を読み、世界を見る」ことが、一番大切なのです。

これについても、詳しく書くと長くなるので、今回は割愛をしますが、一応読書習慣があり、それなりの書籍を読んでいるのに、なぜか残念だったり、単に痛い人…という人達が皆さんの周りにもいるのではないでしょうか?
このような人たちに共通をするのは「自分の視点でしか書籍に接していない」という部分です。
これは、自分の視点ですべてを解釈していくことになるので、必ず情報の偏りが起きるのです。
このような人たちはいくら読書に時間を使っても、「自分の偏った主張のために」しか書籍を使っていないのです。
だからこそ、自分の精神的な安定というものすごく狭い範囲にしか効果が出てこないのです。
また、このような「今の自分が知っている内容にだけ触れている」ということを繰り返していると、どんどん馬鹿になっていきます。
その理由は、まず未知の情報に全く出会わないということと、この状態では単にルーティン処理になるからです。
ルーティン処理とは、思考作業を必要としませんから、つまりは思考停止の状態を維持しているという意味です。
ですから、知識の面でも、IQの面でもマイナスにしかならないのです。


最後の「ランダムに決めた本を読む」というのは、文字通りに書店などでランダムに決めることを意味しています。
出来れば、今まで自分が読まなかったような内容の本棚から気になったものを選ぶと良いでしょう。
もちろん、試し読みができるのであればやってから決めてもOKです。

また、この時におススメな方法の一つに「kindleアンリミテッド」を利用することです。
アンリミテッドにも色々ありますが、しっかりとした人の書籍に絞りたいのであれば「青空文庫」などを利用しても良いと思います。

ランダムに決めるという行為も、今の自分から未知の内容へと広げる効果もあります。


見出しにもある様に、読書習慣が出来てきたら、少しずつ負荷を強くしていき、(軽い)オーバーロードが起きるような書籍を中心に読み進め行きましょう。

ちなみに、オーバーロードが起きるときは、知識が足りないからだけでなく、自分とは違う考え方の情報に触れた時にも起こります。

まあ、これも広い意味では知識不足も関係があるのですが、今回伝えたいのは、自分とは違う考え方の情報を受け入れることで、今の自分の自我が大きく変わる、もしくは揺さぶられる…ということを防ぐためにオーバーロードが起きる…という感じで、今回は認識をしてください。
この辺に関しても、今後別記事で詳しく書いていきます。

知識的な部分でも、考え方などの部分でも、何度も書いているように(軽い)オーバーロードが起きるレベルの内容に触れていきましょう!

むしろ、読書習慣を持った人にとっては、途中で眠くなる書籍は「当たりの本」である可能性が、高くなります。
もちろん、単につまらないから…ということも考えられますが、その辺の判断は、読んでいればわかると思います。
ですから、眠くなる本に出会ったら「やったー!」と喜んでください(笑)

グダグダ言わないで、とにかく1日1ページからでいいから読みましょう!

今回の記事を書くきっかけは、単なる偶々でしたが、軽くではありますが、ネットを中心に「本を読むと眠くなる」という内容を調べていて、本当に呆れてきました。

というのも、要は「1クリックで100万円」みたいな感覚で、書籍を読む方法を求めている人が多すぎるのと、ギャグを言っているのか?と本気で疑うくらいな内容ばかりが溢れていたからです。

天気がいい日に外で読みましょう!とか、眠くなるのは文字のインクのにおいが原因だ!とか、正しい姿勢で~とか、音読で~とか…もう、いい加減にしてくれ!と思うものが沢山ありました。

天気が良くて眠くなるのはよくありますし、インクのにおいが原因なら電子書籍で眠くなることは無いし、そもそも絶対的に正しい姿勢なんて存在しませんし、音読してても眠くなります。
これ以外にも、呆れる内容盛りだくさんでしたが、これ以上はやめておきます(笑)

ただ、「時間を区切る」とかは、使える内容ですから、参考にすると良いと思います。
速読など使わなくても10~20分もあれば、大体の書籍であれば1章分は読めると思います。
または、自分で時間を決めて書籍を読むのでも良いでしょう。

しかし、無理して読み進める必要はないと個人的には思いますので、苦痛な状態でしかないのであれば、すぐさま本を読むのをやめればいいのです。
そもそも、そのような感覚しかないのであれば、いくら本を読んでも学びはありません。
ですので、再度言いますが、苦痛でしかないなら、今すぐやめた方がいいでしょう。
そのようなIQが下がった状態でやっても無意味です。

ただし、ここで勘違いをして貰いたくないのは、まだ慣れていなくて「大変」だけども、「読みたい」という気持ちがあるのであれば、慣れるまでは、比較的途中で寝落ちすることが続くと思いますが、それでも続けて、慣れていくことを大切にしてください。

苦痛しかないのと、読みたいけど途中でストップしてしまう…というのは、全くの別物です。

これは何度も書いているように慣れの問題であり、必要とする経験値を越えて、閾値を越えるまでは付いてくる問題ですから、気にしないで、どんどんやって貰いたいと思います。

また、見出しにもあるように、一日1ページだけ読むのでも良いですから、毎日継続をしてください。
これが習慣化すれば、そこから少しずつページを増やしていけば、読書習慣が勝手に身に付きます。


最後に簡単にまとめておきます。

姿勢だとか、環境だとかに気を取られないで、とにかく、満員電車だろうと、自宅だろうと、とにかく読む。

眠くなるのは多くの場合、読書に慣れていないから。途中で寝落ちしても良いから、とにかく読む。

一日1ページからでも良いから、とにかく読む。

グダグダ言ったり、(周りの読まない言い訳ばかりの)雑音に気を取られないで、とにかく読む。

何度も書いていますが、とにかく読む。

…。
まあ、ぶっちゃけ言えば、毎回最後に書いている「とにかく、読む!」を繰り返していれば、読書習慣なんて、すぐに身に付きます。

逆に言えば、これが出来ていないから、すぐに眠くなるステージから進めないのです。

途中で爆睡しても良いですから、とにかく、慣れるまで続けてください。
今の科学力では薬一粒で全知識が手に入るような代物はありません。

ですから、地道に思うかもしれませんが、自分のペースで読み進めてください。
それを続けて行けば、一回、一回の処理速度はどんどん速くなります。
ですので、短い時間で大量に読書をしたいと思うのであれば、最初は思うような時間で読めなくても、気にしないでどんどん読むことが、一番の近道になります。
是非とも、新しい習慣を手に入れてください。

それでは、今日も最高の一日を!