以前の記事に速読スキルを中心とした内容を書いたのですが、それ以外にもまだまだ書きたいことがあります。
なので今回は、スキル以外の内容を基準に書いていこうと思います。

また、速読、本を速く読むためのスキルについては、こちらの記事を参考にしてください。

最高の速読スキル 「ハイサイクルリーディング」


それでは、続きを書いていきます。


アメリカのトップスクールは、今の日本の学校とは次元が違う

まず最初に、この記事は、一度手直しをしている記事になります。
なのでこの情報は、2019年8月の時点での内容になります。

苫米地英人さんが隔週で出演をしている「バラいろダンディ 月曜日」の中で「銀河系ゼミナールΩ」というコーナーがあります。

その中で日米の博士号の取得について違いを紹介しています。

これは昔から言われていますが、日本の場合は海外の有名な論文を下敷きにして作成された論文が好まれます。

それとは違い、ハーバード大学などのアメリカのトップオブトップの大学院では、過去に一度でも書かれたテーマではOKが出ないので、テーマ探しに何年もかかるとのこと。

そして「Qual」や「ディフェンス」と呼ばれる各試験で不合格になると、その時点で「即退学」になる…という厳しさです。

「Qual」の場合は、博士課程ではあるが「修士号を取得して、強制退学」になるとのこと。

なので、アメリカの学者の世界では、修士号を持っていることは、一度博士課程をクビになったということで、めちゃくちゃカッコ悪くて、不利に働くので、逆に修士号を持っているということを隠した方が良い…という認識のようです。

また、そもそもの話として、アメリカでは修士課程と博士課程は入学の時点から違うものとして入学をするらしいです。
ですから、すでに書いた様に、あくまでも学者の世界の話ですが、修士号を持っていることがマイナスになるのです。

ただし、ビジネスにおいてのMBAは、また違いますので、勘違いをしないようにしてください。


実際にNASAのエンジニアたちは「中学中退で大学院で博士号を取得する」というのが、当たり前とのことです。
これは、中学を飛び級をして、博士号を取得するということです。
実際に苫米地さんのアメリカでの学歴も、このような内容になります。

そして、「ディフェンス」と呼ばれる最終試験があるのですが、この試験は自分の担当以外の教授や、他の大学からも沢山の教授が参加をしてきます。

この試験の内容は、「参加者である教授たちからの質問に、すべて答えることができるのかどうか?」というシンプルですが、めちゃくちゃ大変な内容になります。

しかも、博士号を出せる年間上限が決まっているために、担当以外の教授は自分の博士号候補のために、「ディフェンス」を行う他の候補者を「落としにくる」のです。

そもそも、「ディフェンス」に進める人は、博士課程に進んだ学生の20人に一人、苫米地さんの場合は40人に一人の割合とのことです。

しかし進めたとしても、「ディフェンス」で不合格になれば「その場で退学処分になる」という、これまた、かなりの厳しさになります。

もちろん、ここまでの内容は、試験に関係をする内容であり、通常の授業や、研究がここに追加をされるということです。

さらには、苫米地さんのように「仕事をしながら大学院に通う人」もいます。

実際に苫米地さんは、三菱地所に在籍をしながら、「フルブライト」でCMU(カーネギーメロン大学)にて学んでいました。

なので学業だけの人よりも、「やることが沢山ある」のです。

その中の一つが、世界的に有名な「ロックフェラーセンターの買収」になります。

このような、日本の環境では想像もつかないような厳しい環境でトップを独走し続けてきた経験があり、さらに、現在でも世界トップクラスの頭脳を維持している理由の一つが、毎日膨大な数の読書をし、そして思考を続けている…という内容になります。

ビジネスにおける問題のほとんどは「多読」で解決をする

先程はアメリカの大学院の厳しい環境の内容を簡単にですが書いてきました。
しかし多くの人にとっては、アメリカの大学院で学ぶ機会はないと思います。
なのでここでは、もう少し身近な内容を書いていきましょう。

まあ、ほとんどの場合、研究職以外の学校の勉強や資格試験の勉強、そして、仕事に関しての勉強になるでしょう。

まず、研究職の場合は、大学院にて学んでいるハズですので、ここで書くことはないでしょう。
確かにアメリカと日本では、大きな差があると言われる学者の世界でも、基本となる内容は同じだと言われています。
なので、ちゃんと大学院で学んでいれば、普通は自然と身につくはずです。


また、学校や試験の勉強であれば、そもそも範囲がわかっているハズですから、その範囲内でしっかりと対策をすればOKです。


しかし、ビジネスにおいてはどうでしょうか?
資格試験などのように、最初から明確な答えは決まっていません。
というか、その答えを作り出すことが、ビジネスだといえるでしょう。
違う言い方をするのであれば、「付加価値を出すこと」ということですね。

この付加価値も様々な内容がありますが、共通をしているのは「自分がこのような価値を出したい!」ということでしょう。

では、価値を出す、作るときに必要な内容とは何か?ということですが、「情報と知識」になります。
これはすでに皆さんご存知だと思います。

ですが多くの人がわかってはいても、頭を悩ますことが多いのは、この情報と知識という2つの内容が、「足りないから」なのです。

なので、一番の解決策は見出しにもある様に「多読をする」ことで、大量の情報、知識を「一気に手に入れる」ことになります。

もちろんこれとは別に、ビジネス視点での思考作業が必要ですが、それはすでに行っているハズですから、書くまでもないでしょう。

だからこそ、大量な知識と情報を手に入れることで、自然とアイデアが浮かんでくることになるのです。

これはイメージとしては、多くのビジネスマンは材料が揃っていないのに料理を作ろうとしている状態です。
そもそもの材料が無いのですから、料理などできる訳がありません。
なのでまずは、材料となる情報と、その加工方法となる知識をそろえる必要があるのです。
あとは自分が行っているビジネスによって、出来上がる内容が変わってくるのです。


「多読」という言葉を書いていますが、具体的な冊数などは人により違いますので、明確な数をお伝えしにくいです。

あくまでも一つの目安として、自分が必要だと思うジャンルの書籍であれば10冊~100冊くらいは、徹底的に読み込むぐらいの気持ちで取り組んでください。

もちろん、量が大いに越したことはないですが、ものすごいマイナーなジャンルの場合は、書籍や情報の数自体が少ないことも珍しくありません。

なので、今までの自分を基準にしたり、もしくは、自分がお手本にしている人を基準にしたりして、必要な感覚を磨いてください。

現代の義務教育レベルは「博士課程修了」レベル?

現在の日本では、小学生や主婦・主夫でさえも「速読スキルが必須である」と、今回の書籍では書かれています。
それは、現在では19世紀などとは違い、圧倒的なくらいに日々の情報量が増えているからです。
つまりは、処理をする情報量が、歴史上最高に多い時代に生きている…ということです。

だからこそ、小学生にも速読スキルが必須だ…と言われているのです。

そして、処理をしなければいけない情報量が増えた…ということは、必然的に「義務教育期間の延長」も必要になるのです。

現在の法律では中学卒業までを義務教育としていますが、世間的には、最低でも高校卒業、もしくは大学卒業という認識も普通になってきました。
しかし、これでもまだ足りないのです。

苫米地さんは以前から「現代の日本に必要な義務教育の期間は、博士課程修了まで」、と言い続けています。

最初に書いたアメリカのトップスクールと日本の大学院との違いは沢山ありますが、基本的な学問、思考作業についての内容は、日本でもちゃんと行われているので、博士課程でこれらの訓練をしっかりと行うことが大切だということです。

もちろん、博士課程に進まなくても、これらの作業を毎日行えばいいのです。
その典型的な人物がスティーブ・ジョブズ氏などのような人たちになります。

ただ、今回の記事では具体的な内容は割愛をします。
詳しくは、苫米地さんの書籍や、「抽象度」などの他の記事を参考にしてください。

とにかく、現代で価値を出し続けるためには、最低でも「博士課程修了」レベルの知的訓練が必要な時代だということを認識してみましょう。

本を読むことはIQを高めることに直結をする

これは速読だとか、黙読だとか関係がなく、IQというのは読んだ冊数に比例をする!と言われています。

それは、IQを高める要因の一つに、知識量が関係をしているからです。

もちろん、いい加減に書籍を読んだり、飛ばし読みで、すでに自分が知っている情報ばかりを拾うのでは、逆効果になります。

また、本を速く読むという行為でもIQを高める効果があります。

それについては、最初に貼った記事の内容を参考にしてみてください。


これ以外で簡単な方法を書きますと、書籍の内容を色々な視点、立場で読み進めていく…という方法です。
一般的には、原発関連の本であれば、自分が原発反対だとしても、原発賛成派の視点や中立派の視点で読み進めることで、自分だけの視点では見えなかった情報を見つけることができる…というのが、簡単で、かつ効果がわかりやすい内容の一つだといえます。

これを他のイメージで書くのであれば、一つの舞台演劇をイメージしてください。

例えば、自分がジュリエットの役をやるとして、一番最初は、そのままの自分の視点で台本を読む。

次に自分が演じる役であるジュリエットの視点で読み、次は演出家、次はロミオ…という具合に、読むたびに、メインとなる視点を変えて読むのです。

そうすることで、自分での感じ方と、他の視点での感じ方で違いがあることに気が付くはずです。

例えば、ジュリエットとしての視点では、このシーンは控えめに演じたいが、演出家の視点では、あとのシーンでの対比をハッキリさせたいので、同じシーンでも、もっと大げさに演じて貰いたい…という違いがあることに気が付けるのです。

これは、異なる複数の視点があるために個々の違いを認識でき、そして個々の内容を包摂した抽象度の高さで操作、運用をすることで、素晴らしい舞台になる!ということです。

これを読書で言うのであれば、一冊の本に対して異なる視点で繰り返しアプローチをすることで、沢山の情報を得ることが出来、それらを抽象化することで、知識として獲得ができる…ということです。

このような読み方は、最初は今まで通りの読み方で行っても全然問題がありません。

もちろん、この読み方を「ハイサイクルリーディング」で行えると、より効率が良いでしょう。

読書は古来からの学びの基本

今の日本では読書をする人が年々減少をしています。
これは、とても悲しいことです。

読書というのは、日本だけでなく世界中で古来から行われてきた学習方法の一つになります。

日本であれば「寺子屋」などが有名でしょう。

実際に寺子屋というシステムは、明治維新の時には文明開化、発展の中核を担ったと言われています。

また、日本の素晴らしい部分の一つに、識字率の高さがあります。
これは間接的に、独学での成長を多くの人が行えるということでもあります。

実際に、歴史的な人物であれば二宮尊徳などは、日々の農作業をしながら毎日書籍を読み漁り、多くの偉業を成し遂げています。

現代でも「本当の意味で頭がいい」と言われる人たちは、総じて読書家になります。


そして、現代ではkindleアンリミテッドを始めとした読み放題のサービスがありますし、無料で読める作品も沢山あります。

さらには、ほとんどの地域には、ある程度の大きさの図書館がありますので、公共サービスも充実をしています。
もちろん、読みたい本があるか、どうかという問題はありますが(笑)

しかし、先程のkindleであれば、紙の媒体よりも若干格安で買えますので、コスパの面でも多少ですが良いと思います。

このように今の日本は、読書を日課にする環境という視点では、本当に素晴らしい状態が、すでに出来上がっているのです。
なので、これから読書を習慣化しようと考えている人は、これらのサービスなどを上手に利用をすると良いでしょう。

そして「読書習慣」が身に付き、そこから「多読習慣」へとステップアップをすることで、今までよりも、より大きな成果を出したり、成長をすることにつながるでしょう。

その代表的な事例の一つは、最初に書いた苫米地さんのアメリカの大学院での話になります。

世界一厳しい学問の世界でトップを独走しながら、同時に歴史的なビジネスの偉業を軽々とこなしていた理由の一つは、「多読習慣」が関係をしているのです。

ちなみに今回は書きませんでしたが、大学院在学時代には、日本でも色々と成果を出しています。
その辺については、別の記事で書ければいいな…と思っています。

もちろん、何かしらの成果を求めるために読書をするだけでなく、趣味や余暇として行うのでも、私は良いと思っています。


そして最後に、私の友人のように読書アレルギーの人向けにおススメをする内容を書いていきましょう。

それは、小説やラノベではなく、「漫画から始める」というアプローチです。
ここまで読まれた人だと「漫画でいいの?」と思うでしょうが、リハビリ目的であれば、全然かまいません。
そこから、ラノベや小説、そして一般書籍、専門書へと段階を踏んでいけばいいのです。

漫画も沢山あるので、自分が読みたいものを自由に読んでください。

ただ、私の「漫画から小説という流れ」を意識した、おススメの作品であれば、柚庭千景さん作画、原作あさのあつこさんの「バッテリー」という作品をおススメします。

もしくはゲームが好きなのであれば、一部のゲーム作品はノベライズをしていますので、それらでも良いでしょう。

個人的には「テイルズシリーズ」がおススメです。

または、今のゲームの攻略本には設定資料などが掲載されている書籍も多くあるので、このような内容でも良いでしょう。

もちろん、ネットの小説投稿サイトなどでもOKです。

共通をしている部分としては、「自分が楽しんで、熱中できる作品から始める」ということです。

つまらない状態で読んでも意味がありません。
なので、自分の感覚を大切にしてください。
そして、無理に長時間継続をして読む必要もありません。
短時間の繰り返しでも、全然OKです。

そしてここから、「読書習慣」、「多読習慣」へと続いていくと、最高でしょうね(笑)

まあ、この辺はマイペースに行きましょう!


それでは、今日も最高の一日を!