何やら面倒くさい記事のタイトルですが、今の日本人の多くは、このことを蔑ろにしていると同時に、かなりの確率で避けているように思います。
しかし、このような結果を得ることも、人生においてはとても大切なことだと私は思います。

その辺について、今回は書いていきます。


行き先の分からない複数の道が目の前にある

まずは、自分が未知の森の中で遭難をしていると想像してみてください。

当然ながら、スマートフォンなどのネットは使えません。
とりあえずは、飛行機事故で墜落をして、知らない森に怪我もなく放り出された…としましょう。
あとは、太陽の高さから推測するに、午前10時ころだという設定にしましょう。

そして、しばらく歩いていると、10本の異なる道がある場所にたどり着きます。

それらの道は全てどこに続いているのか、またどれくらいの長さがあるのかもわかりません。
とりあえず、今わかるのは、今見えている距離においては、一度進んでも戻ってくることは「可能だろう…」という情報だけです。
しかし、見えていない範囲については、全くわかりません。

すでに心身ともにかなり疲労をしている状態です。
しかも見ず知らずの土地ですから、何が起こるか全くわかりません。

このような状態にいるのであれば、当然ながら、ジッとしているという選択は、あまり好ましくないでしょう。
ということは、必然的に、どこかの道を選ぶ必要があります。


なんで引き返してはダメだと「思い込んでいるの?」

おそらく、皆さんはこのような状態になったら、慎重に、慎重を重ねて「一発で正解の道」を選ぼうとするのではないでしょうか?

ですが、なぜこのような「一回で最初から正解を導き出す」という考え方を中心にしているのか、考えたことがありますか?

確かに、一度で目的とする状態をつかみ取る方が、時間や体力的な面では効率が良いでしょう。
しかし、そのような結果を毎回常に出せるのでしょうか?

特に、今の状態は全くの未知の場所での選択になります。
普通に考えれば、予想通りに進むはずがありません…。
それなのに、一発で正解を導こうと考えている…。
これは、愚かだとしか言えないでしょう。

そもそも、今回のたとえ話に限らないで、老若男女問わないで、多くの人達が、「やり直す」という行為や選択を、極端に嫌います。
このような人たちは、とにかく一度で目的とする状態を達成することばかりを考えています。
しかし、そのようなことは、まず無理です。

例えば、あるスポーツにおいて、始めた時から、プロになり、そして引退をするまでの間に、一回も負けることなく引退をした選手がいたとします。

しかし、その人が他のスポーツや勝負事でも同じように、無敗でいるかどうかは分かりません。

その人はたまたま、あるスポーツにおいては無敗だっただけで、他の内容でも同じように無敗になるかは、誰にも分らないのです。

そもそもの話、なぜ一回でも負けるとダメであると思い込んでいるのでしょうか?

もちろん、大切なシーンでは負けたり、失敗をしたりすることが絶対に許されないときもあるでしょう。
しかし、そのようなシーンは人生においても、かなり限定的な時間になります。

それ以外であれば、一般的に言われるミスのようなことをしても、後でリカバリーをすればいいのです。
そして、この時にもちゃんと得られることはあるのです。
それは、リカバリー能力が鍛えられる!ということです。
これについては、後述をします。

ですが、今回のたとえ話であれば、どこを選んでも良いか、悪いか分からないのであれば、その場で時間を無駄にするよりも、直感的に道を決めてしまうのも一つの方法です。
そして、ダメそうだと思ったら、また引き返して、違う道を選べばいいのです。

引き返したことで、「この道はダメだった…」という新たな情報を得た!

多くの人が勘違いをしていることの一つに、何かをしたら、必ず何かしらの成果や効果がある内容を手に入れられる「ハズだ!」という思い込みがあります。

しかしそれらの思い込みは、文字通りに何かしらの成果であり、「これは成果が無いという成果」は除外をされているように思います。

そんなことは当然だろう!と思う人は、申し訳ないですが、何もしていない人だと言うしかありません。

というのも、選択肢は日常の中でも無限に存在をします。
その中には当然ながら「中身が無い宝箱」のようなことも沢山あるのです。

しかしこのときに、「この宝箱は中身が無いんだ!」という情報を一つ、一つ入手していくこともとても大切なのです。
というのも、「お宝がある宝箱に出会う確率を高めている」からです。

一度開けて中身がないと理解できれば、次からその空の宝箱は対象から除外が出来ます。
その分効率が良くなるのは理解できるでしょう。

今回のたとえ話であれば、ダメな道だと分かっている道が多ければ多いほどに、森を抜けるための道を見つけやすくなります。

また、一つ一つの道で、どこがダメだったのかを記憶しておき、地面や木の幹、もしくは大きな葉っぱや石などに、「この道は行き止まりだ!」という情報を書いて、他人が見てもわかる様にしておけば、他の人たちの役にも立ちます。

例えば、医療で考えるのであれば、「この治療法では副作用が強く出て、健康に悪いということがわかった。なので、今後はこっちの治療法で病気を治していく!」というプロセスはとても重要でしょう。

このときに一番重要なのが「この治療法では効果が無い…」という情報を手に入れたことです。

これにより、違う治療法へとスムーズに変更ができることで、より早く患者さんが元気になれるのです。

実は、「何も得られるものが無い」という結果を知ることは、とても重要なことである

ここまでの内容を読んで貰えれば、「何も得られなかった…」という行動の結果も、実はちゃんとした成果の一つであることが理解できるのではないでしょうか?

そして、「この方法ではダメだ…」という結果や結論は、「次の異なる内容へと進むためのスタートラインになる」のです。

それを上手く表している言葉が、トーマスエジソンのいくつもの名言だと思います。
今回の記事に合う言葉であれば、「失敗ではなく、その方法では上手くいかないということがわかったのだから、成功である」という言葉でしょうか…。
他にも、電球の話や、1、2回でやめてしまう…とかも良いでしょうかね。
この辺は、かなり有名だと思うので、もし興味があれば、ネットや書籍で調べてみるのも良いでしょう。


話を戻しますが、多くの人は、何かしらの形がある成果を無意識的に望んでいます。
しかし、ゲームではないので、必ずアイテムが手に入る訳がないのです。
というか、実際のゲームでも、全ての敵や宝箱から、毎回必ずアイテムが手に入る訳がありません。
ゲームですらこのようなシステムなのに、ゲームよりも不確定要素が格段に多くある現実で、ゲーム以上に簡単にアイテム、成果が手に入るという前提を、なぜ持つのでしょうか…?

まあ、はてなマークをつけていますが、答えは簡単でして、それは実際に行動をしていないからです。
行動をしていないから、どのような成果や成長になるのか?というのが理解出来ていないのです。
だからこそ、単なる厚かましい願望を基準にして考えている…という感じですね。

しかし、先程から「何も得られないという成果を得られる」と書いていますが、当然のことながら、これだけが得られるものではありません。


リカバリー能力がめちゃくちゃ鍛えられる(笑)

これは先程ちょっと書いた内容の続きになります。

確かに、成果としては何もないという結果になりますが、その結果が出るまでの過程で鍛えられ、得る内容は本当に多種多様にあるでしょう。

それこそ、とりあえず経験値や、体験的知識は「何かしら毎回手に入っている」ということです。


これは、アメリカの就活事情がわかりやすいと思います。

アメリカでは、日本と違い会社を潰したことも経験として認識をされるようです。
私はアメリカでの就活経験が無いので、実際の詳しい内容は書けません。
ですのでおそらくですが、私が思うに、会社がつぶれるまでの間に起ったトラブルに対しての、様々な対応という経験を評価しているのでしょう。

確かに、結果として自分の会社はつぶれてしまいました。
しかし、その時に得た経験は必ず、何かしらあるハズです。
例えば、ぎりぎりの状態でどのように取引先とやり取りをしたのか?とか、フォローはどうしていたのか?とか、解決策を探す方法はどうだったのか?とか、本当に書き出したらキリがないように感じます。

私だけでなく、多くの人が、「なにをやっていいかわからなくても、とにかくその時に思う、何かしらの行動を『少しの時間でいいから』やってみなよ!」と言っています。

もちろん最初から、明確な目的があった方が「楽」でしょうが、今の日本では明確な目的や、やりたいことがわからない人の方が圧倒的に多いでしょう。
そのような人たちに、「明確な目的をさっさと持て!」と圧力をかけても、逆効果でしょう。

ですから、私はよく「とにかく今やりたいと思うこと、興味がある内容でいいから、少しずつでもやってみたら? それと、途中で変わっても全然いいし、毎日違う内容に興味を持っても全然いいよ。」と言っています。

これは、このブログでも何度か書いている内容である「トライ&エラーを繰り返し、行い易くするため」に、このような伝え方をしています。


今回のたとえ話でも、有力な情報が無いのであれば、とにかく「トライ&エラーで片っ端から道を進む」という行動をおススメしています。
それが一番生存確率が高くなると思うからです。

それは、見ず知らずの森のなかでは、何が起きるのか本当に予測が出来ないからです。
当然ですが、夜になれば動物も活発になりますし、何よりも足元を始めとして、周りの状況をちゃんと確認が出来ません。
つまりは、止まっているだけ、自分の命の危険が増す環境だということです。

もちろん、今の日本がこのような環境だとは言いません。
しかし、せっかく世界で一番行動をし易い環境にあるのですから、どんな小さなことでも良いので、行動をした方が得だと、私は思っています。
仮に一般的にいう失敗をしても、リカバリーをすればいいのですから、本当に、全く問題は無いでしょう。
それに、ちゃんと行った分の経験値は確実にたまります。
もちろん、その経験がすぐに役立つかどうかは、わかりません。

というか、行動をしたら、必ず「ご利益がある」というような考え方をまずは捨てましょう。
このような「行動の対価には必ず利益が発生をする」という前提で考えているから、何もないという結果を極端に嫌うのでしょう。
しかし、この考え方も冷静に考えれば、おかしいと気が付くはずです。

ここでは簡単に書いておきますが、あまりにも「エゴ過ぎる」と思いませんか?
違う言い方をすると、「自己中心的な強欲な考え方」という感じです。

そしてこのような考え方を基本とする人は、視野が狭い人の可能性が高いです。
視野が狭いとは言い換えれば、知識が少ないということでもあります。
その為に、折角目の前に宝箱があるのに気が付けないのです。

例えば、木の実に関する知識が豊富な人であれば、全くない人よりも食べられる木の実を見つける確率が高くなります。
これは、今回のたとえ話であれば、生存確率が高くなるとも言えます。

もちろん、実際に山登りなどに行かれた時に、なんとなくの知識、情報で、木の実や野草などを食べるのは、やめておきましょう。
というのも、簡単に見えて、実はかなりの判断能力がいるのです。
ですから、その道のプロでもない限りは、安易に口にしないように。
何かあっても私は一切責任を持ちませんのです。

…というのも、トライ&エラーという行動の結果から得た情報になるのです(笑)
ですから私は、安易に野草を口にしない!という知識を持っているのです。


そして、最後に大切なことを書いておきましょう。

それは、何が成果で、何が成果で無いという基準は、人により全然違うということです。

だからこそ、現実で行動をするときには、他人の意見に左右されないようにしてください。
もちろん、自分が参考になると思う情報や知識は利用していいですが、それ以外の根拠のない「ドリームキリング」としての情報は、すべて無視をしてください。

ドリームキリングを行う連中の多くは、自分では行動を一切していない連中です。
ですから、どんな内容でも行動をしている人を認識すると、自分が不快になるので、足を引っ張ってくるだけの、社会的に迷惑な人たちです。

そのような人たちの言動を、一々相手にする必要も、気にする必要もありません。

単なる雑音だと認識をして、不要な処理は少なくしていきましょう。


是非とも、トライ&エラーを頻繁に行って、皆さんの人生時間を素晴らしい内容で満たしてください!



それでは、今日も最高の一日を!