個人的に、今かなりハマっている漫画の一つに、早川パオさんの「まどろみバーメイド」という作品があります。
この手の漫画作品などは、まだ読んでいない人たちのために、なるべくネタバレしないように書いていこうとは思うのですが、同時に、めちゃくちゃネタバレをして、色々と感想を書いていきたい…という部分もあります。

なので、まだ読んでいない人には、大変申し訳ないのですが、「多少のネタバレはご容赦ください…」というのが、このブログのスタンスになります。

その辺を容認できる人は、どうぞ、続きをお読みください。







また、kindle版には紙のコミックには無い「おまけページ」も収録されています。

それでは、記事を書いていきます。



「カクテル・メッセージ」

これは、私の造語…ではなく、一応このような言われ方をされているようですね。
というのも、カクテルには「花言葉」のような「メッセージを持つものが存在をする」のですが、それらのメッセージも、この作品の魅力の一つだと私は思っています。

そして、タイトルにもある「オールドファッションド」のカクテル言葉は「わが道を行く」になります。

言葉の通りに「わが道」は人それぞれの道になるのですが、他の人と相容れないことも珍しくないでしょう。
しかし、相容れないからと言って、認めることもできない…わけではないのです。

一緒には成り立たなくても、それぞれのスタイルや考え方を理解することは多くの場合可能だと思います。

今回は「オールドファッションド」のカクテル言葉を使っていますが、これ以外にも、たくさんの素敵な言葉が登場をします。

この記事を書いている時点では、5巻まで発売をしていますが、これからも沢山の言葉に出会えるはずです。


私の最近の楽しみの一つは、まどろみバーメイドを通して、新たなカクテル言葉に出会うことですね。

私は調べていませんが、ネットにも大体のカクテル言葉は出てくると思いますが、あえて私はそれをしていません。
というのも、バーメイドのストーリーと一緒に知りたいからです。

ただ単に言葉だけを知るよりも、その方が楽しいな~と思うのです(笑)


パオさんはイラストレーターでもあるようで、当然ながら、とても魅力的な絵を描かれていますが、それに負けないくらいに、素晴らしいストーリーが沢山あるのです。

感動的なお話だったり、ギャグとまでは行きませんが、面白くて笑えるストーリーまで、本当に幅が広いな~と思いながら読んでいます。

そして重要なストーリーでは、かなりの確率でカクテル言葉が登場をします。

ある種の「決め台詞」のようなタイミングで登場をするカクテル言葉は、より印象的で、そして物語の臨場感を一気に高めてくれることでしょう。

雪の才能を支える秘密がここにもある?

類まれない「ツイスト(アレンジレシピ)」の才能を持つ、主人公の一人である、月川雪さん。

雪さんは一流のバーテンダーですら、良い意味で呆気にとられるほどの、ツイストカクテルを沢山作っています。

しかし、アレンジばかりがすごいのでなく、基本とされるカクテルのクオリティーもかなり高いのです。

普通であれば、ツイストなどしないで、知名度が高い、そのままのレシピ、基本のレシピ通りのカクテルを提供するだけでも、十分だと思います。

ですが雪は、基本のレシピ以外に、お客さんの好みだけでなく、体調なども気にしながら、「その瞬間にピッタリなツイストを提供している」のです。

これは言い換えるのであれば、「雪だけが提供をできるカクテル」ということになります。
つまりは、他の人には真似できないカクテル…ということですね。

これも一般的な感覚では、賞賛をされるとは思いますが、必ずしもそう言えないときもあるのです。

例えば、通訳であれば、自分の好きなように意図を加えたり、削ったりすることは、かなりの御法度です。
通訳者は、可能な限り自分を消して、通訳をしている人の考えを相手側に届けることが求められます。

実は、このような考え方を持っている、大切にしている人は他の職種、内容にも珍しくないのです。

例えば、クラシック音楽の演奏者は、自分の個人的な解釈ではなく、作曲家が描いた作品を忠実に体現をすることを求められています。
これは役者もそうでしょうね。


カクテルであれば、誰が作っても、いつでも最高の味を届けることを大切にしている人もいる…ということです。
これも言い換えるのであれば、基本のレシピをしっかりと提供をする、ということでもあります。


しかし同時に、基本のレベルが高いからこそ、変化を加えた内容のレベルも高くなるのです。
つまりは、雪のツイストを支えている要素の一つには、しっかりとした基礎がある…ということなのです。

その基礎を鍛えていたのは、一時期雪が勤めていた「あるお店」になるのですが、どうやらそこで、ひと悶着あったようです。

必ずしも魅力的な才能が認められないのは、私としては、かなり心苦しく感じます。
しかし、それを乗り越えたからこそ、雪の「オールドファッションド」に辿りつくことが出来たのです。

日代子さんがメインのストーリーが始まります!

この4巻からは、私も大好きな日代子さんがメインのお話が始まります。
学年では雪さんの一つ上ですが、バーメイドとしては後輩になる日代子さん。

「フレアバーテンダー」として、駆け出しながら、そこそこ活躍をしている日代子さんですが、この巻から大きな試練の連続が続きます。

私もまだ詳しくは知らないのですが、まどろみバーメイドを読んだだけでも、「フレア」のパフォーマンスがいかに難しいかがよくわかります…。

それと同時に、かなり危険だとも思います。

それでいて、美味しいカクテルを作るのですから、多くの内容で、それぞれ、かなり高いスキルや知識、そして経験が必要だと思われます。

フレアに使われるボトルは、ジャグリングボールの5倍の重さである500gが最低の重さだと、この漫画では書かれています。
ということは、それ以上の重さも普通にあるでしょうし、何よりも固体であるジャグリングボールとは違い、液体がメインになるボトルのコントロールは、正直なところ、ジャグリングボールの比では無い難しさだと思います。

しかも、中身であるお酒をパフォーマンス中もグラスに注ぐので、その都度重さが変わっていくことになります。
これは、めちゃくちゃ大変なことですよ。

スポーツで例えるなら、天候が次々と変わっていくような感じです。
さっきまで猛暑だったのに、いきなり大雨になり気温が20度近く下がったと思ったら、今度は真冬の関東地方のように、乾いた強風が吹き荒れる…。
このような感じで、次々と状況が変わっていくのが「当たり前」なのが、フレアパフォーマンスになるのです。

このような、かなりハードな職業なのに、日本では(世界でも?)その知名度はあまり高くありません。
実際に私も、この作品で初めて知りましたし。

そして日代子さんも、スランプのような状態になっているようです。

スランプの多くは、すぐに原因がわかりません。
この時の不調は本当にキツイものがあります。

それでいて、こういうときに限って、関係ない内容でも面倒ごとが起きるんですよね…。

今回の日代子さんも、まさにこんな感じです…。

日代子さんが、どのような試練を乗り越えるのか…は、次の巻の記事で書いていきます。


浴衣姿のシャノンちゃん、可愛いよ~(笑)

収録されている順番とは違いますが、この巻には浴衣姿のサービスカットがあります(笑)
その中に、雪の友人であるシャノン・フーが登場をします。
また、浴衣を貸してくれているのは祥子さんとのこと…。

そして、香港人で日本の文化に詳しくないからなのか、それとも実は、結構大胆なのか…。
そんな意外なシャノンの一面も見れるシーンがあります。
あっ…。雪もですね(笑)
ちなみに、祥子さんは平常運転です(笑)

このお話では「カンパリビア」というカクテルが登場をするのですが、「カンパリ」というお酒と「ビール」の2種類のみで作る、簡単なレシピになります。
私はお酒は飲まないので、実際の味をお伝え出来ませんが、飲み過ぎには注意をして貰うとして、興味がある人は、ネットで詳しいレシピを探して、自作をするのもいいと思いますよ。

少なくとも、夏祭りには合うカクテルなんだと思います。

このお話のように、1話完結のお話も、また違った面白さがあっていいですね。

…個人的には、以前登場をした「星野さん」をレギュラー化願います(笑)

「ほっこりしましょう」 kindle特典版のカクテル

kindle版のみの特典に登場をするのは、フー姉妹と「ホットエッグノッグ」というカクテルになります。
「エッグノッグ」という名前は聴いたことがある人もいると思います。

私のブログの読者の人であれば、すぐに「あの作品」が思いつくはずです(笑)

そうです!!

「CHUCK」のセカンドシーズンとファイナルシーズンのクリスマス回です!!(笑)

まあ、エッグノッグ自体が海外…とくに、アメリカでは日常的なメニューのようですね。
冬場にはよく飲まれるようです。

レシピの方は、今回は書きません。

ですが、特典版のシャノンちゃんについては、めちゃくちゃ書きたいです(笑)

まず、相変わらず可愛い!!

そしていつもよりも、若干ですが、そばかすが薄いような感じがしていまして、そのせいなのか、いつもよりも綺麗さがアップしてます!
いや!マジで!!

それとは違い、扉絵のアシュレイは柔らかい表情をしており、二人ともいつもと違う印象を感じます。

今回だけでなく、毎回の扉絵やカバーイラストなどは、流石パオさんだな~と常々思っています。

これは、「世界の終わりに柴犬と」の単行本にも収録されている、コスプレカットイラストを楽しむような感じで、楽しむのもアリだと思っています。

短いお話ですが、これはこれでとてもためになって、面白いお話です。

そして、「バンブー」のコスプレも、めちゃくちゃ可愛いですよ~。



とりあえず、4巻については、極力ネタバレをしないように気をつけながら、魅力が伝わるように頑張ってみました…。
まだまだ、上手く言葉にできない感はありますが、その辺は、もう少しご容赦くださいませ…。


最後に、面白ネタを書いて終わりにします。

皆さんは「エリクサー」と呼ばれる薬をご存知ですか?

ファイナルファンタジーのファンなら必ずご存知だと思うアイテムですが、実は実際に「エリクサー」と呼ばれるお酒があるようです。

もちろん、FFのような効果はありませんが、実在するエリクサーも「薬草系のリキュール」のようです。

フランスのシャルトリューズ修道院で作られていたようでして、130種類の薬草が原料であることは公開されているようですが、詳細なレシピは現在でも3人の修道士以外は誰も知らないらしいです。

まるで、某コーラや某フライドチキンのようですね(笑)

そして、ある人が飲んだ、エリクサーを使ったカクテルの名前が「ラストワード」というカクテルになります。
このカクテルメッセージがどのような意味を持つのか?
そして、どのような物語になるのか?

それは、次巻以降をお楽しみに(笑)ということで、よろしくお願いします。


それでは、今日も最高の一日を!