今回はこちらの書籍になります。


「大長編ドラえもん13 のび太とブリキの迷宮」 藤子・F・不二雄 




こちらからAmazonへと向かいます。









また、今回の記事では多少のネタバレ情報が出てきますので、その辺をご理解いただきと思います(o*。_。)oペコッ



最初はこのような漫画作品は「本日の一冊シリーズ」から除外をする予定でした。

ですが、とある脱洗脳家が、某カルト信者を脱洗脳したときの内容を思い出しました(´・ω`・)エッ?

それは当時、仏教の知識を手に入れるために、一番役だったのが、某漫画家の〇〇という漫画だった…という内容です。

ただ…。

すでに、その当時からは数十年が経過しており、現代はまた違った状況になっています。
ということも書いておきますね。

ですが、漫画作品が大きく役に立ったことは一つの事実です。
という理由から今回のシリーズの採用を決めました(´ー`*)ウンウン


さらには、今回のドラえもんは「大長編シリーズ」と呼ばれる、俗にいう映画の時に使われるお話になります。

ですので、通常の連載とはまた違うので、今回は試しも兼ねて記事にするかな~という気持ちで、選びました。

それでは、続きをどうぞ~( ´ ▽ ` )ノ







なぜ、この作品を選んだのか?

その最大の理由は、リアルな世界でも、今回のチャモチャ星人の状態に年々近くなっている気がするからです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

簡単に説明をしておきますと、今回の大長編に登場をするチャモチャ星人は、高い科学技術を駆使して、日常生活をすべてロボットに任せる生活を手に入れました。
その発明の中には、声を出す必要もなく、自分が思っただけで、周りのロボットがその内容を行ってくれる…という発明品があります。

これにより、どんどんチャモチャ星人の身体は弱っていき、老若男女問わずにロボットに乗らなければ移動すらもまともにできない状態になっています。

そして、最悪な事態は続き、開発すらも専用の開発ロボットに任せたことで、ロボットのクーデターが起き、チャモチャ星人は地下牢へと全員が閉じ込められることになりました。

というのが、簡単なチャモチャ星の状況です。

んで。

私が言いたいのはロボットのクーデター…ではなく。

高い科学技術に胡坐をかいていることの悪影響になります。

ただ、ここで言いたいのは、携帯が市民に広まるまでは取引先の電話番後はすべて暗記して、すぐに使えていたのに…。
というような小さな内容を言いたいのではありません。

もっと、根本的な部分についてです。



考えることを放棄していないか?

それは、多くの人は科学技術が発達するに従い、考えることをどんどん止めているからです。

例えば、この記事を書いている2020年の4月では、日本を含む世界的な「コロナウイルス騒動」が起きています。
そして、このコロナ騒動の一つに、ネットのデマを発端としたトイレットペーパーなどの不要な買い占めが、起きました。

ただ、このトイレットペーパー騒動もネットのある部分が関係をして起きたのだ…ということが、つい先日の新聞でも書かれているのですが、これは他の記事に譲りたいと思います(o*。_。)oペコッ

ですが当時から行政関係のサイトなどでも、「トイレットペーパーは心配ないですよ…。」という情報を発信していましたし、関連企業なども、この情報が間違いであり、不要な不安を持つ必要はない…という情報を沢山出してきました。

つまりは、冷静に対応を出来るだけの情報は、すでにあの時点でも十分すぎるくらいにあったのです。

また、個々人で、今自宅にあるトイレットペーパーの状態を把握しながら、どれくらい必要なのか?
とか。
他にも、もし、これから仮に〇週間、もしくは〇ヶ月トイレットペーパーが無いと「仮定したら」どうするかな?
みたいな、簡単な思考実験を行えば、あのような不要な買い占めなどはする必要が無かった…というのが、その時点で理解できたはずです。

そして、かなりの確率で、このような不要な買い占めによる集団状態で、コロナウイルスに感染をした人もいたでしょう。

確かに、マスメディアではだいぶおかしな報道をしていたと思いますし、ネットであればネガティブな情報も沢山あったでしょう。

ですが、それらを含めた「多くの情報」をしっかりと認識をして、それら一つ一つを上手に処理をすることで、冷静な判断と行動を行うことは、そこまで難しくはない…と私は思っています。

しかし実際には、何度も書いているように、不要な集団状態が生まれている…。
しかも、まだまだ続いている…。
というのが、リアルな話です。

ということは、このように結論をするしかないでしょう。

多くの人間は、考えることを放棄している。
または、思考という現象が、かなり錆び付いている…。
とね…。



科学は怠惰になるための道具ではない。

小さな頃から「ドラえもん」が大好きな私としては、科学という概念をもっといい方向に、多くの人が役立てて貰いたい…と思っています。

ただ、どんなことにも表と裏側があるように、科学の裏の面は、人々をダメにする…。
怠惰にする…ということでしょうか…。

これは科学からの恩恵があまりにも凄すぎることが理由の一つとしてあります。
と同時に、科学の多くは「道具」となりますから、使い手の問題になるのです。

そして、この「科学という道具」が、今の時代は歴史上最高、最大に、多くの人に行き届いている時代です。

そうなると、中には誤った使い方をする人も出てくるでしょう。

例えば、皆さんが今使っている「インターネット」という技術がそうですね。
基本的に情報のやり取りをする機能です。
しかし、このやり取りでも、多くの人に役立てる情報を発信する人と、その真逆を行い個人を越えて、社会の広い範囲にまで害悪を巻き散らす人もいます。

そして、皆さんも忘れているかもしれませんが、ネット空間は、基本的に「パブリックな空間」になります。

つまりは、駅やコンビニ、区役所や病院などと同じ空間です。
それは、「個人のつぶやきをするサービス」なども、当然含まれています。
だからこそ、これらのサービスを提供するサイトでも、このような公共性を自覚した利用をお願いします…という内容が必ずあるのです。

しかし、それすらもわかっていない人が沢山居る。

例えば、某サイトでは自分のわがままをやたらと発信している人が沢山ますよね?
これを他のリアルな場所で行っていたらどうでしょうか?

例えば、駅前でいきなり「お金が欲しい~(; ・`д・´)〇〇が大金持ってるとか、めっちゃムカつく~(; ・`д・´)」という、叫び声が聞こえてきたらどうでしょうか?

当然、皆さん「あれな人だ…」と思うでしょう(笑)

このような場所の置き換えをしてみるのも、一種の思考作業と言えるでしょう。

また、これも当然のことですが、ネットとリアルでは色々と状況は違いますから、必ずしもリアルの内容を当てはめる必要もありません。
これは例えるなら、リアルの常識をファンタジー作品に毎回押し付けようとするようなものです。

ですので、この辺のバランス感覚も大切にしてください。

そして、このようなバランス感覚を持ちつつ、ネットも公共の場所である…と自覚をするといいでしょう。


ただ、先程のネットのあれな人達からもわかるように、多くの人は科学をしっかりと使いこなせていません。
もちろん、使いこなせなければいけない…という訳では無いですが。
それでも、いい方向に使いましょうよ…と言いたいのです。

せっかくスマホが普及をしているのですから、単なる暇つぶしではなく、もっと有意義に使ってみよう…と考える。

今回であれば、例えば、外出先でトイレットペーパー騒動の内容を見たときに、すぐに実際のところはどうなのか(。´・ω・)?
とか。
自分の場合はどのようにするべきか?
ということを瞬時に決定するための情報端末として、利用をする…とかですね。

これなんかは、やってみるとわかると思いますが、めっちゃ簡単な内容でしょう(笑)

しかし、このすぐに終わる簡単な内容すらも行えないくらいに、色々と錆び付いている…。
その錆び付きの原因の一つは、科学技術のおかげで便利になった状況に、胡坐をかいているから…。
という理由が大きくあるでしょう。

たしかに、便利過ぎて使い方に迷う…というのも分かります。
であれば、このように使えばいいと思います。

それは…(;゚д゚)ゴクリ…

どんどん「遊び」に使うことです(´・ω`・)エッ?



科学で遊ぼう‼

ただ…(;´Д`)

ここでも注意…のようなものが必要でして。

私が言っているのは、科学を使って「遊ぶこと」、「楽しむこと」であり…。

決して、おふざけに使うのではない…ということです。

まあ、この辺も他の記事で書くつもりなので、詳しくはそのうちに…ということで(;´Д`)

ただ、いつも通りに簡単に書いておきますが、「遊ぶこと、楽しむこと」と「ふざけること」は、全くの別物である!ということです。

んで。

多くの場合、楽しむという言葉の中身が単なるおふざけであることはよくあります。
そして、おふざけの場合は、個人とその集団全員の、単なる自己満足で終わるだけであり、また多くの場合、関係が無い人達に迷惑が掛かることが多いです。

ですが、楽しむことは、必ずでは無いですが、多くの場合、他人へもいい影響を与えますし、素晴らしい価値を生み出し、世の中を変えることもあります。


例えば、先程から書いている科学が良い例でしょう。

例えば、ドクターストーンの千空のように、本当に科学が好きで、科学で毎日のように遊んでいる人であれば、その遊びが「結果として」周りの役に立つことがある…ということですね。

んで。

今や生活の中に深く溶け込んでいるのが「科学」という概念です。
ですので、遊び方は人それぞれで良いのです(´ー`*)ウンウン

例えば、タブレット端末をクリエイトに使うのもよし。
電子書籍を中心とした使い方をするのもよし。
レシピを考えるのに使うのも良し。
学習に使うのもよし。
…他も色々とあるでしょう。

では、どれが正解か?
それは、個人によって変わります。
当然ですね(´ー`*)ウンウン

ですので、皆さんが遊びたいように、科学で遊んでいきましょう( ̄ー ̄)ニヤリ



遊ぶことを間違えたチャモチャ星人

少しネタバレになりますが…。

作中でチャモチャ星人は「遊ぶことが大好きな人達」という言葉が出てきます。
その為に科学技術をどんどん発展させ、最終的に、科学の発展すらもロボットに任せるようになります。

が…。

あえて極端に書くのであれば、「全てのことは、遊びになりうる」のです。
この「遊びの定義」も、ちょっと長くなるので、他に譲りますが…。

例えば、先程の千空を始めとした「科学者」という人達は、それぞれの遊びを体現している分かり易い例でしょう。

ですが、チャモチャ星人は「娯楽的な内容を中心としたモノ、ことだけを遊びと勘違いした…」ということが、今回の事件になる大きなきっかけと言えるでしょう。


例えば、ゴキブリの研究が大好きな科学者がいたとします。
というか、実際にいますが(笑)

これなんかはどうでしょうか?
多くの場合、ゴキブリなんて、見たくもないでしょう。
ですがその人は、研究室から、自宅まで、多くのゴキブリに囲まれて日々を過ごしています。

傍から見たら、かなりアレに見えるのでしょうが、しかし本人はそうは思っていないでしょう。

その人はゴキブリの研究という内容で、しっかりと日々遊んでいるのです。

まあ、この「遊ぶ」という言葉も、日本では結構いい加減だったり、場合によっては失礼だと感じる人もいると思いますから、一応、こう書き変えておきましょう。

その生活を「楽しんでいる」とね。

先程、全てのものは遊びになる…と書きました。
これは言い換えるの出れば、全てのものを楽しむことが出来る…ということです。

ただ、このようなことを書かなければいけないのが、非常にムカつきますが…(´・ω`・)エッ?

しかし、現時点では、このような言葉を使い、他人を奴隷のように扱おうとする人間も多くいます。
ですので、そのような連中に騙されないで、しっかりと「言葉の中身」を把握して判断をする癖をつけましょう。

話を戻しますが。

楽しむ内容は人それぞれです。

例えば、草刈り…という内容が楽しいと思う人もいるでしょう。
このように、再度書きますが、楽しいと感じる内容は人それぞれです。

決して、マスメディアを中心とした場所が発信をする内容だけが、遊び、楽しいのではありません。

その良い例として、私は多くの人が楽しいと感じている「飲み会」という内容が、基本的に大嫌いです。
もちろん、来る人にも寄りますが、基本的にタダであろうと私は行きません。

このように、自分で、好き嫌いをしっかりと決めること。
自分で何が楽しいのかを認識すること。

これらは言い換えるのであれば、自分に正直になる…ということでもあります。
しかし、最初にも書きましたように、思考が錆び付いている人などは、これが出来ません。
錆び付いているから、反応が出来ないのです。

しかし、逆説的ですが、この錆び付きを落とす効果的な内容の一つが、自分に正直になること…なんです。

ですので、まずは、自分に正直になって日々をおくりましょう。
そして、その中で色々と、解決をするべき問題が沢山あることに気が付くでしょう。
そうなったら、焦らずに解決をしていきましょう。
そうすることで、皆さんの日々は、より素晴らしい時間になることは、間違いがありません。

しかし、チャモチャ星人のように、間違った楽しみ、遊びを中心とした考え方を持つと、どんどん怠惰な方向へと進んで行きます。
それは、結局のとこと、自分を錆び付かせることになります。

その結末が、何度も書いているチャモチャ星人「以上」の状態になるでしょうΣ(゚Д゚;エーッ!

なぜ、以上なのか…と言うと(;゚д゚)ゴクリ…

地球人だからです(;´Д`)

実際に、他の惑星の人たちの話が出てきますが、その中に「科学技術は高くても性格が悪くて、助けをお願いできない…。」という内容が出てきます。

そうです。

今のところの地球も、このような星になる可能性が、かなり高くなっています。

そうなると、一部の権力者と、それ以外の人間とで、大きな格差が出来ます。
そして、それ以外の人間のほとんどは錆び付いた状態になっていることでしょう。
だからこそ、錆び付いた思考と、身体では、問題解決など出来る訳がありません。
そうなると、あれな地球が出来上がる訳です((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

このような最悪な星にしないためにも、何度も書いているように、今の錆び付きを少しずつでも無くしていく。

その為には、自分に正直に生き、楽しい時間を沢山過ごす。

これがとても大切なことなんです…。


という感じで、今回はこの辺で。


漫画作品ではありますが、他にも、まだまだ、書きたい内容が沢山あります(´ー`*)ウンウン

また、映画版と漫画版では多少の違いがありますので、その辺も興味があれば見比べてください( ̄ー ̄)ニヤリ


それでは、今日も最高の一日を!