今回の記事は、「休息」と「生産性」についての内容をメインに書いていこうと思います。


運が良いのか、悪いのか…という感じですが。

日本人の多くの人はコロナ騒動のおかげ?で、いつもよりも、お休みの時間が多くなっていると思います。

もちろん、中には、かなり支障が出ている業種の方々もいらっしゃいますが…。

今回は、比較的、影響が少なかった人達向けに、記事を書いていきます。











長時間労働は時代錯誤

日本で8時間労働が始まったのは、今から100年以上も前になる1919年10月に、川崎造船所が導入をしたことが、始まりだと言われています。

100年以上も前の基準を、今の時代に無批判に使っているのですから、時代錯誤と言われても仕方がないでしょう。

当然ですが、この時代には、スマホもネットも、ありません(笑)

ですが今の時代はどうでしょうか?

4G回線から5G回線へと、変わりつつあり。

コロナ前であれば、2年後には量子コンピュータの発売も予定されていました。

それだけでなく、コロナをきっかけに、テレワークなどの自宅で仕事をするスタイルも、結構な数の企業で行われるようになりました。

そもそもの話、ほんの15年ほど前の、スマホが普及する前の時代と、今の時代とでも、かなりの違いがあります。

また一つ例を挙げるのであれば、近いうちに、デジタル通貨が日本でも主流になるでしょう。
間違いなく10年以内にはそうなっているでしょう。

このようにテクノロジーによる社会的な変化は、毎年、毎月のように起きています。

しかし、それ以外の、人々の考え方はどうでしょうか?



100年以上も前の常識を、未だに使うのか?

この手の話をするときに、私がよく言っているのが、医療に置き換えた内容です。

例えば、皆さんが外科手術をするときに、今の最先端の常識を基準にして手術をするのと。
100年前の常識と方法で手術をするのでは、どちらを選びますか?
という、たとえ話です。

ほとんどの人は、今の医学の知識、方法を選択するでしょう。

ですが、実際に社会を観ていると、そうではないケースが沢山ある。

その一つが、8時間労働を基本とする、労働時間の考え方です。

すでに書いているように、この8時間労働を始めたのは1900年代のことです。

この時代は、工場機械のサポートのために、多くの人が必要だった時代です。

しかし現代では、どんどん人の手を減らす傾向に進んでいますし、実際にそのようになっています。

ですので、前提となる状況が今と昔では、全く違うのです。

当時は、思考能力などは必要とせず、ただ単に、機械のように、働く人材を、多く求めていました。

文字通りに、機械の代わりですよね。

しかし、今の時代、そして、これからの時代は、機械に出来ることは、全て機械が行い。
人間には、人間にしか出来ない内容に時間を使う…という働き方が、より求められてきます。

そして、従来の働き方の基準では、この人間のみが行える「クリエイティブな行為」というのが、上手く機能をしない…。
というか、むしろ、錆び付かせるようなマイナスの効果を、人々に与えているのです。



偉人たちは、お休みを沢山取っていた?

例えば、ダーウィンは、毎日4~5時間くらいの時間しか、働かなかったようです。

また、レオナルド・ダ・ヴィンチも、「本当の天才は、他の人より働かなくても、やり遂げるものだ」という言葉を残しています。

彼らのように、労働時間が、8時間よりも短い人たちに共通をしているのが…。

休息を交えつつ、好きなことをやっている…ということです。

例えば、現代の人であれば、映画を見たり、友人たちと会話をしたりする。

昔からの内容であれば、多くの人が、読書をする時間を持っています。

実際に、今でもいくつもの企業を運営している某人物は、実際の労働時間は、毎日4~5時間ほどだと言っています。

これは、数十年以上も変わらないようです。

それとは違い、皆さんに長時間労働を強いる人たちはどうでしょうか?

ダ・ヴィンチやダーウィンのように、歴史的な偉大な発見や功績を沢山残していますか?

または、先程書いた某人物のように、平均的な収入を軽く超える金額を稼いでいますか?

このように聴かれて「yes‼」と言える人が、どれほどいるでしょうか?



お休みは「ひらめき」の味方

「インスピレーション」という言葉を聞いたことがあると思います。

この現象を科学的に言うのであれば…。

一時的にでも、意識上で集中して考えた内容を、その後も無意識ではずっと考え続けており。

その無意識の仕事の結果が、休息などでリラックスをした時に、意識上に浮かんできた…という現象です。

言い換えるのであれば、集中して取り組んでいた仕事を、さらに無意識は継続して処理をしてくれており、その成果が、リラックスしているときに、浮かんでくることが多い…という感じですね。

ここで重要なのが、一時的にでも集中して意識上で、考える、処理をすることです。
これをしないで、ひらめきは手に入りません。

先程のダ・ヴィンチたちを例にするのであれば、集中して仕事をして、さらに、休息で無意識からの成果を受け取る…という感じですね。

このように考えると、なら集中する時間は長い方が良いじゃない(・∀・)ニヤニヤ
と思うでしょう。
確かに、モーツァルトのような人も居るので、それも一理あります。

ですが、この場合は、モーツァルトが音楽を愛していたように、好きな対象に対しては効果が出る…という限定要素があります。

つまりは、今の時代の多くの人には、効果はなく、むしろ逆効果に働くのです。

むしろ、今の時代はテクノロジーの発達により、多くの人が休息を取る時間を増やしても問題がない時代です。

というか、休息を増やした方が、ひらめきだけでなく、生産性も高くなります。

最近では、ようやく「休むのも仕事のうち」という考え方が、少しずつですが広がっているように感じます。


この言葉も先程書いた内容を読めば、納得できると思います。

ですので、私としては、やることやったら、どんどん休め‼というスタイルをおススメしています。



「テクノロジー」という味方を沢山使おう‼

現代人の仕事のスタイルは、自分のペースで、一気に、仕事を片付ける…というスタイルが一番良いと、私は思っています。

もちろん、組織やチームによる仕事も沢山ありますが…。
それにしても、運動会の二人三脚のような状況ではなく、サッカーや野球の様なスタイルでしょう。

つまりは、自分の関係するときだけ、しっかりと動く、働く…というイメージです。

その時に、大変強力な味方になるのが、テクノロジーや、サービスになります。

例えば、タクシーというサービスであれば、移動をしながら一部の仕事ができますし、休むことも可能です。

テクノロジーであれば、コミュニケーションアプリで、簡単に、すぐに連絡をすることが出来ます。

もちろん、これら以外の内容も沢山あるのは、皆さんもご存知だと思います。

皆さんがこの記事を読んでいるPCやスマートフォンなども、テクノロジーの一つですよね?

最初に書いた様に、100年前にはなかったツールやサービスが、今は沢山あります。

これらを上手く使って、日々の仕事の処理速度を、生産性を上げることは、誰にでもできることです。

つまりは、これらのテクノロジー、サービスをフルに使って、生産性が高い状態で、仕事を一気に終わらせ、余った時間を、休息や好きなことに使うのです。

このようなサイクルが、これからの時代の基本になると私は思っています。

が…。

その前に、やはり必要なのは、多くの人が、8時間労働を基準とするのは、時代遅れ過ぎる…という認識を持つことです。

ここをしっかりとしないと、結局は、従来の延長線で物事を考えるようになります。

それは結局のところ、100年以上も前の常識を、現代でも大切にしているようなものです。

しかしそれでは、これから起きるパラダイムシフトには対応できないのは当然であり。

大きな変化に向かっている現在にも、対応をすることが出来ないでしょう。

まずは、行動の前に、頭の中の常識を「疑う」くらいから始めるのでも良いです。

そのような小さな疑問をきっかけにして、皆さんの日々をより素晴らしい状態にしていってください。



それでは、今日も最高の一日を!