これからの記事にも関係してくる内容ですので「共感覚」について少し詳しく書いていきます。

そもそも共感覚とは、音を光で感じたり、触感で音を聞いたり…という感じで、本来の五感の処理に、他の五感の処理も同時に付いてくる状態のことを言い、共感覚者は生まれながらに共感覚を持っていることがほとんどであり、その割合は一般的に2000人に一人と言われています。

しかし、共感覚による処理が当たり前すぎるので自分が共感覚者であると気付いていない場合も多く、実際にはもう少し多くの割合でいるみたいです。

そもそも、ここでいうIQとは学校で行うペーパーテストのことではなく「情報空間、脳内空間での臨場感が高く、その空間が、今、目の前に現実に存在し五感でしっかりと体感できて、身体性を持って操作できる能力」のことを言います。

これは苫米地英人さんの「頭の回転が50倍速になる脳の作り方」(改題版 「オトナ脳は学習できない」)の冒頭にて書かれています。

この定義で言えば学校のペーパーテストで測定しているのはIQのごく一部になります。

また、苫米地さんはIQテストでは常に測定不能とのこと。
テストのほうが、カウンターストップをしてしまうということです。
点数としては現状の最高点であるIQ200ということになります。

共感覚は人工的、つまり、訓練によって後天的に共感覚を身に付けることも可能
なのです。


共感覚と抽象度(IQ)はセットで!

簡単であり、よく聞く方法の一つに「音に自分なりに色をつけるという方法」がありますが、他にもいくつも訓練方法がありますので、訓練の内容は皆さんがやりやすい内容を行うといいでしょう。

共感覚を身に付けるとIQも高くなります。
その理由は「情報空間での操作能力が高まることで処理能力全般が高くなる」からです。

また、共感覚によって言語による思考から「イメージ」で思考する能力も高くなるので各段に思考スピードが速くなるのです。

一概に言語による思考がダメだということではないのですが、どうしても言語による思考はイメージによる思考と比べて処理のスピードが遅くなります。またイメージであれば「並列思考」による処理がしやすくなります。
(並列思考とは例えば、仕事の書類を作りながら、小説を頭の中で組み上げる。というように、複数の処理を同時並列で行うことを言います。)

また、科学的な理由は、まだよくわかっていないのですが、共感覚を鍛えることで、身体的な能力も高くなるとのこと。

もちろん、それとは別にIQが高くなれば身体操作の能力も高まります。
(ここでの高くなるとは、共感覚とは別にという意味です。共感覚とは、また別にIQを高めていくことで、より処理能力を高めていけます。)

本を読むこともIQを高める必須方法です。どんどん読書をするだけでも、IQは自然と高くなりますし、同時に知識も増えていきます。

また他の方法はこちらの記事を参考にしてください。

抽象度を上げる=IQを上げる。 IQが上がれば、生産性が上がり自由な時間が増える。




後天的な共感覚を身に付ける

共感覚の訓練は一日5分くらいからでも十分効果は出てくるので、自分の気に入ったものから取り組んで欲しいと思います。

個人的に、簡単にできると思う内容などが、こちらの記事に紹介されているので、まずはご一読を。

「共感覚」の不思議な世界と誰でもできる簡単トレーニング法

最終閲覧日2019/06/29

リスタさんの記事を読まれたという前提で続きを書いていきます。

リスタさんで紹介されている内容は、元々は苫米地英人さんの名著の一つである「聴くだけ!クラシック音楽で脳が目覚める 」などに出てくる内容なのですが、この記事を書いている時点では絶版なので少しだけ補足を。

この本の中では「作品で感じた内容やイメージを一切言語化しないで体感する」ということが書かれています。

これは「煩悩の教科書 あなたも菩薩になる 」という書籍の中で出てくる「右脳のみで世界を感じる」という状態と同じだとも言えます。

これは仏教でいうところの「止観」でもあります。

そもそも「止観とは言語による処理を止める」ということであり、頭の中を空っぽにする。無にする。という意味ではありません。

例えば座禅をしていて足が痺れてきたら、その足のしびれを感じるのはOKだけども足が痺れて痛い、という風に言語化してはダメ。ということです。

人間はいたるところで何かしらの言語化処理を行います。

「煩悩の教科書 あなたも菩薩になる 」中では、毎日最低一時間はテレビやスマホから離れる時間を作る、言語処理から離れる時間をつくる。
例えば、公園などを散歩して草花や日差し、風などの自然を言語化しないでそのまま感じるように歩く。という方法を紹介しています。

ここでも書かれている様に「止観は日常のどこでもできる」とある様にどんなことでも、どんな場所でも行うことができます。ですので、人それぞれ生活の中で、自分にあったものを選ぶのが良いと思います。

今回紹介したようにクラシック音楽などを使うやり方もおススメです。

「ブラッシュダウン」を日常に!?

また、「できれば一時間…」という様な言い回しは日常のいたるところで聴きますが、別に毎回その時間でなければダメ…ということではありません。

最近は個人の中で使っている造語に「ブラッシュダウン」という言い方があります。

意味は簡単でブラッシュアップの逆です(笑)

ここであれば「1時間を出来る限りやってください」というのを「ブラッシュダウン」して一日30分にするとか、10分を3セットで行うみたいな感じです。

実際に行ってもらうとわかりますが、言語から離れる時間を本当に毎日30分とかでもしっかりと作ると、非言語での処理がしやすくなるのはもちろん、精神的な状態や対応能力もだいぶ変わってきます。

時間が無い…という人であれば5分とかでも良いでしょうから、まずは毎日5分を一週間くらいは試してみてください。
それもダメなら気が向いた時だけでもOKです。

ネットをフル活用して、後天的共感覚を養おう

共感覚の訓練については、すでにご紹介した、リスタさんの記事に出てくる内容が、おすすめですので、まずは額面通りに受け取り、実践をしてください。
最初のうちは、短めな作品を利用するといいでしょう。
最近ではネットで簡単に、クラシックの音楽を見つけることが可能です。
某動画サイトだったり、企業が提供している聞き放題のサービスなどいろいろとあります。
もちろん、レコードやダウンロードを利用してもOKです。


個人的な仮説とまとめ

すでに書きましたが、まだ科学的にはハッキリと解明がされていませんが、後天的にでも共感覚を習得すると、スポーツや武術、楽器演奏などの身体操作能力も高くなるようです。というか、個人的にもなっています。

個人的な体感をもとに一つ仮説を書いておくと、「共感覚による処理というのは異なる五感の処理も同時に行う」ことになりますから、おそらくこの処理状態の副産物ではないですが、結果として「マルチタスクでの処理効率が全体的に高くなっている」のではないでしょうか?

つまりは、音を視覚情報として認識をする場合は、聴覚と視覚の両方の部位の処理が同時に行われています。
この状態は、それぞれの部位に電流が流れている状態になります。
マルチタスク処理の効率が高くなる要因の一つに「なるべく多くの部位に電流が流れていること」という現象がありますが、共感覚の場合、自然と異なる部位同士に電流が流れているので、すでに書いているように結果としてマルチタスク処理の効率が高くなり、身体操作に影響を与えているのではないでしょうか。

身体操作というのは「マルチタスク処理の代表的な行為」になります。
これは、普通に「歩く」という動作一つにしても、身体の様々な部分が同時に連動して動いています。
もう少し高度な内容ですと、スポーツや楽器演奏などの身体操作、身体表現という内容は、必ず「身体と思考の両方を同時に働かせる」必要があります。
つまりは「物理空間と情報空間での異なる処理を、同時に行う必要がある行為」ということです。

先程も書いた様に、マルチタスクの効率を高める要因の一つが「多くの部位に電流が流れていること」であり、「共感覚は結果として多くの部位に電流が流れる」ようになります。
そして、後天的な共感覚といえども、ある程度の訓練をすれば、自然と、つまり「無意識的に共感覚による処理を行うようになります」。
ですので、共感覚を身に付けることで、今まで以上にマルチタスクでの処理効率が高くなり、「身体操作にもプラスの影響が出ている」。というのが、現段階での個人的な仮説になります。


そして、共感覚の訓練に年齢は関係ありません。
それこそ、老若男女関係なく効果が出てくる内容です。
もちろん、情報処理能力も高くなるので、学習や仕事などにも大いに役立つでしょう。
スキマ時間でできる内容でもありますから、曲の途中で終わっても、中断しても全然かまいませんから、無理のない範囲でやってみましょう。


それでは、今日も最高の一日を。