多くの人には、難しくてなかなか理解が進まない、読むのがかなり大変だ…と、感じる本というのはよくあると思います。
この様な本と出会った場合は、読み切っていなくても一旦読むのをやめて、他の本を読むことをおススメします。
読みにくい、理解がなかなか進まない本や内容というのは、現時点で自分が持っている知識量、情報量が足りていないという事が理由になります。
なのでまずは、その足りていない部分を補う必要があるという、当然の作業が必要になります。

ネットをフル活用しよう

昔であれば、一部の人物に教えを乞うとか、書籍や新聞、雑誌や論文などを読み漁るくらいの方法しかありませんでした。
ですが今はインターネットを使えますので、全てをここで完了できることもあります。ただ、個人的な体感では現段階のインターネット環境では本を読むということにフォーカスすると、やはり補助ツールとしての利用という感覚が殆どです。
もちろん、直接的に知識や情報を収集することも出来ますし、これから読もうとする書籍を探すことにも使えます。
当然ですが道具は使う人によって、その道具が生み出す価値が変わってきます。

新刊書籍もネットの情報も日々増えていく一方ですので、探すことも一苦労かもしれませんが、これも一つのスキルですから、やっていくうちにどんどん成長していきます。後はそこで磨いたスキルを色んな場所で役立ててください。



少しだけ今の自分では難しいと思うことに挑戦する


ただ、先程書いた内容と少し矛盾をするようなことをあえて書きますが、難しいと感じる本を毎回避けているのでは成長をしません。ですが、現実的な部分では、難しい本を読んでも理解は進まないし、学習効率も悪くなります。

なので、実際に多読を進めていく、日常にしていく環境を作る、維持するときに、大切になる内容の一つが、先程書いた、ネットというツールを使って、今必要な補足情報を獲得するという行為になります。

そして、一番大切だと個人的に思うのは、現時点で少しだけ難しい…と感じる内容の書籍や情報に触れる時間を毎日しっかりと組み込むことです。
もちろん、すでに理解している人もいるでしょうが、どのレベルの難易度が難しいと感じるのかは、個人により全く違います。
数学を例にするのであれば四則演算ができるレベルの小学生がいきなりフェルマーの最終定理に挑戦をするのはレベルが高過ぎるでしょう。
この場合は一学期先の内容、一学年から何学年か先の内容に挑戦をさせてあげるのが多くの場合効果的でしょう。
逆に、数学検定1級の小学生であればどんどんフェルマーの最終定理とか現時点での未解決問題とかに挑戦をさせる方が良いでしょう。

この様に今の自分にとって、ちょっとだけ負荷が掛かるな…とか、億劫だな…と感じる内容をできるだけ、毎日、短い時間でも良いので触れていくのです。
これは書籍だけでなく他の内容にも共通しています。

わかりやすい例では、エレキギターであれば、いつものお決まりのスケールや、自分が好きで現時点でコピーができる人のコピーだけで終わるのではなく、普段は全く使わないスケールを使ってフレーズを弾いたり、ちょっと難しいな…と思う曲のコピーや、イメージングをしたりする時間を少しでも良いので作るのです。

話を読書に戻しますが、自分が楽に読めるレベルの書籍ばかりを読んでいては、それよりも難易度が高い内容を理解するのは当然ですが難しくなります。

もちろん、難解な文章と呼ばれる内容が全て良いとは言いませんが、書籍を読む習慣が出来てきたら、今までは難しくて避けていた内容とか、一度読んだけど、その時は理解があんまりよく出来なかった…とかの書籍に、もう一度挑戦をしてみるのです。

おそらくですが、多くの場合、以前よりも理解できる部分が増えているハズです。
そして、今まで避けてきた内容とか、難しいと思っている内容に触れることで、今まで以上に読書全体での理解度が上がり、読書スピードが高くなるでしょう。


今の読書のコンフォートゾーンをズラしていく

読書にも当然コンフォートゾーン(自分が最適に振舞える心理的な環境)があり、無意識的に「自分にはこれくらいのレベルがお似合いだ…」みたいな状態が維持をされます。
だからこそ、なかなか、難しいと感じている内容を読もうとは思えないのです。

しかし、それでは成長の妨げにしかなりません。
最初のうちは億劫に感じることもあるでしょうし、クリエイティブアボイダンス(現状を維持しようとする創造的な回避行動)で、いつもは気にならない内容に意識が向かったり、読み始めても急激に眠くなって寝てしまったり…いろいろと、挑戦への邪魔が入る可能性が高いです。
ですが、それでも続けてください。
これは、今までの読書習慣のコンフォートゾーンから、より高いパフォーマンスを発揮するコンフォートゾーンへとズラしている最中の為、ネガティブフィードバックが起こっている状態です。
その時に寝てしまったら、セルフトークを整えて、自分が目指す状態をイメージをして、再度行動をしてください。

つまりはここでも、「コンフォートゾーンとホメオスタシスの機能が関係している」ので、この2つが現状のレベルから移行をするまでは、先程書いたような現状維持からの抵抗を受けるのです。
ですが、抵抗を受けていても繰り返し、理想とする状態をイメージをして、行動を繰り返す。
ここであれば、今までよりも少しだけ難しい本や情報にどんどん触れていく、処理をしていくというアクションを日常にしていくことで、しっかりとコンフォートゾーンが移行していきます。

ちなみに、コンフォートゾーンなどの専門用語に関しては、このブログの「コーチング」関係の記事をご覧ください。



無料でもできることは沢山ある

ですので、一日に一冊とか、ネットのWikipediaとかでも良いですから、ある程度の専門性が高い内容とか、自分が馴染みのない内容とかに触れる時間を持つようにしていきます。
そのようなアクションを継続することで、読書でいえば理解度や読書スピードの成長に、処理能力でいえばIQの訓練に、そして当然、新たな知識や情報の獲得になる訳です。
他にも、論文サイトとか、行政のサイトとかでも良いでしょう。書籍でなくとも、例えば各企業のサイトには結構面白い内容やそこから広げて行くのに良い内容が多くあります。
もちろん個人的なサイトでも面白いサイトは多くあります。ですので、「書籍はちょっとなぁ~」と思うのであれば無料の記事やサイトを使ってみるのです。

例えばですが「唐揚げ 歴史」とかで検索をして、そこから関連をしている内容をどんどん広げて調べて行く!というのでもOKです。
一種のネットサーフィンの類でしょうが、ネットサーフィンという行為も使い様であるということですね。
ここであれば、鶏という動物がどのような進化をしてきたのか?という内容だけでもかなりのジャンルを調べる必要があります。ここには当然ですが経済の内容も関係してきます。
蔑ろにされがちですが、身近な内容で意外に知らない事だとか、素朴な疑問というのは本当に馬鹿に出来ないのです。
しかも、しっかりと理解をしようとすると大げさに聞こえるでしょうが、事実の一つとして、確実に専門的な内容に行きつきます。
これらの行きついた先の内容全てを、本当に理解できている人が一体今の日本にどれだけいるでしょうか?
もちろん、全てを理解してなければいけないという訳では無いですし、そもそも、それは現時点では不可能です。

ここで言いたいのは、金を使わなくとも、身近な内容からでも色々と自分の血肉になる内容は身近に溢れている!ということです。
あとは人により、何を、どう、利用をするかはその人のご自由にということです。
本当に、少しだけ今の自分には難しい…と感じるレベルから始めればいいのですから、気軽に取り組んでみてください。

おわりに

最後に今回の記事を簡単にまとめておきます。
今は読むのが難しいと思う内容は避けて、ネットなどを中心に、難しいと思う内容の補足情報などに触れて、知識や情報を増やしていく。
今の時点で少しだけ難しいと感じる内容に触れていく。

このようにして、現時点での状態を把握しつつ、次に目指すべきステージへのアクションと思考を繰り返して、毎日前進をしていきましょう。
読める、理解ができる範囲が広がると、当然ですが、手に取る書籍や情報の幅が広がりますし、自分自身の知識や情報が増えていきます。

そして、知識や情報が増えていくと、無意識的に発火をする頻度も多くなります。
一般的な言い方で書くと、「ひらめき」とか「インスピレーション」が起こる確率が高くなります。
ここでは簡単に書いておきますが、「ひらめき」などの大前提として自分が持っている知識量と自分が行ってきた思考作業が素となります。
この二つを抜きに、「ひらめき」は起こりません。
すでに気づいた人もいると思いますが、今回の記事の作業自体が、「ひらめき」を起こす、バージョンアップすることに直結しています。

しかも、基本的に楽しんで行えるのですから、今の日本の基準から考えると、ものすごく新鮮に聞こえるはずです。
苦しんで、我慢して取り組んでも、望んだ結果は得られません。
自分がこのようにしたい!やりたい!と心の底から望む行為を行うから、圧倒的な成果や成長が手に入るのです。
声が大きいだけで、科学的に明らかに間違っている習慣などに騙されないでください。
「ひらめき」は苦しみの中からではなく、「喜びや楽しさの中から出てくる」のです。

それでは、今日も最高の一日を。