この本も、とてもいい本で、色々と書きたいことがあるのですが…。
他にも同じように書きたいことが多くあり
どれから手をつけるか…。
というので
本当に悩んでいます。

ただ
とりあえずは
出たばかりの新刊ですので
なるべく初動の売り上げに貢献をしたいと思います。

ということで
かる~く
章ごとの感想を書いておきます。


まえがき――向こうがあなたを「被害者」に決める

早速ですが
一文を引用します。

社会生活を営んでいくために、自分で自分の身を守る知識のことを、
私は広い意味での「リテラシー」と呼んでいます。

引用終わり

この言葉はこの後に続く本書の内容を読めば読むほどに
自分の中に大きく響いてくるハズです。

実際に自分も自覚はしていましたが
本書を読んで思ったのは
だいぶ
自覚が足りなく、甘い認識で物事を考えていた。
という
正直な感想です。

というか、
本書にでてくる一部の内容に近い話は
私は身近な人達から結構聴いていたのですが
この本を読み、
改めて
彼ら、彼女らの話や私の体験などを振り返ってみると
色々と問題点が見えてきました。

もちろん、
ここでそれらの話を具体的に書くことはできません。
その理由についても本書の中に出てきます。

現代には危険地帯がいっぱいある。
しかも、日常のいたるところに。

だけども
多くの人はそれらの内容に直面するまでは
認識すらもできない。

これはこのブログでもよく書いてある
「スコトーマ」と呼ばれる心理的な盲点であり
別の言い方をするなら
人間は今、自分が重要だと思うものしか認識をしない。
という生得的な機能の働きにより、認識に上がらない。
と言えます。

ですが、
それでは正直遅いのでは?
というのが
個人的な意見です。

この本では
一部のジャンルの内容を書いていますが
この一部の内容を他のジャンルに置き換えることで
より多くの危険地帯を回避する手助けになるハズです。


第1章 敷金は簡単に取り戻せる

この章では、烏賀陽さんが実際に体験した内容が書かれています。
そして
時代の移り変わりによる変化に対応するには
固い頭では駄目だ。ということも。
そして
今はどうかは知りませんが
以前は、だいぶアコギな方法で大金を手に入れていたのだな…。
ということもわかります。
正直、貸主にも同情できる部分はありました。



第2章 突然の「職務質問」、恐怖の顛末

この話は本当に悲惨です。
個人的には
警察官の友人は多くいるので
彼らの苦労も一般的な人よりかは理解しているつもりです。
しかし
正直疑問が残る内容も多くしっています。
今回の例は
ある意味では
現代のシステムの問題点が起こした内容ともいえます。


第3章 保証人、そして連帯保証人になるということ

まず書きましょう。
個人で連帯保証人になるメリットはありません。
百歩譲って、
自分の子供の下宿先のアパートの保証人になるくらい。
書かれているように、
本当にそれくらいにするべきです。

賃貸を借りるにしても
代行業者はありますし、最近は保証人なしでも借りられる物件はあります。

他にも方法はあると思いますので
もし、必要なら
本気で探すことをおススメします。

そして、烏賀陽さんがこの章の中でいっていることですが
簡単に保証人になってくれ。と頼んでくる人には、
自分との関係をそれほど軽視しているのか?
怒り狂うくらいでちょうどいい。
そして、その方が断わりやすくなる。
正直に書いています。

そして
この様な節もあります。
「ハンコ一瞬、後悔一生」

これは烏賀陽さんの個人的な体験が関係しています。
そして
その体験は現在の福島原発事故へと繋がっていくのです。

また
この章では
音楽業界の例も出てきます。
この本だけでも十分によくわかると思いますが
より
詳しく知りたいのであれば
矢沢永吉さんの書籍を読むといいと思います。

時代背景は多少違いますが
後ろにあるプリンシプルは「今も同じ」ですから。


第4章 ネットに書き込んで逮捕される⁉

これについては
私も含め
重々気を付けた方が良いでしょう。
特に
日本では
ネットへの風当たりはもの凄く強く
さらに厄介なのは
歪んだ独自の文化的な進化をしていることです。

そして
そこの問題点や危険性を認識していない人が多い。
もしくは
認識をしていても
私のように
甘い、雑な認識の人が殆どでしょう。

テクノロジーは今後ますます進化をしていきます。

大きすぎる力を使いこなすには
まずは
使い手がそれだけの力量を身に着けている必要があります。

しかし
手軽に触れられる内容が
それほどにまで
大きな力を持ち
しっかりと使いこなすには
かなりの知性や知識を含む
大きな力が必要だとは
多くの人は思っていません。

これは
自動車というテクノロジーを例に書かれていますが
車は
教習所というカリキュラムを通過しないと
使うことが許されていません。

しかし、今のネットはそんなものは必要ない。

本当に使う気になれば
機材を買って、
あとはフリーWi-Fiの場所を巡れば事実上タダでネットができます。

手軽さゆえの危険性
とでも言いましょうか…。

そこの危険性もしっかりと自覚をして
上手くこのツールを使って行きましょう。



第5章自衛のためのかかりつけ弁護士

この章では
一般人にとっては
だいぶ敷居が高い
弁護士
というシステムについて
色々と書かれています。

アメリカは訴訟社会である。
というのは
皆さんご存知だと思います。

その為
各家庭には専属の弁護士、「ホーム・ロイヤー」がいるのが一般的です。
この章では出てきます。

それくらいに
アメリカでは弁護士というは日常的なものなのでしょう。
ここで
なんかちょっといやだな…。
感じる辺りが
まだまだ
私が世界を知らない証拠なのでしょうね(笑)

しかし、
今後は日本もこのようになっていく可能性が高くあります。

また
色々と民事、刑事についての内容を書いてくれてはいますが
正直
どれも
万能とはいえません。

ただ
刑事事件専門の
若い弁護士の人たちが作った弁護士事務所の内容はとても興味深かったです。

烏賀陽さんも書かれていますが
考え方が
昔の人と違う。
という
内容は
本文を読めば理解できるハズです。

今後は
大手企業などが
弁護士保険業界に
加入をしてくるでしょう。

また
ベンチャーとして
直接弁護士が経営をしてもいいのではないでしょうか?


あとがき

ここだけでも多くの書きたい内容が出てきますが
あえて、ここでは
本当に最後に出てくる一文を引用して終わりにします。

引用開始

西欧の格言では「知識は力である」(Knowledge is power)と言います。
平たく言うと「知っていることで、あなたには力が備わる」という意味です。

引用終わり

すでにご理解していると思いますが
この本を通して、烏賀陽さんは
読み手である私たちに
力をくれている訳です。

もちろん、
こち亀という漫画に出てきた
雑学(ざつまなぶ)というキャラのように
ただ
それらの内容を
暇つぶし的なことにしか使わないのではダメでしょう。

もちろん
知識を仕入れたのだから
なんでもかんでも実践をする必要もないと思います。
例えば
自己破産がどれだけ効果的なのか知る為にわざと自己破産をするような生活を送る。
とかは
不要でしょう。

ただ
選択肢の一つとして
もっと言うなら
問題に直面した時に
解決するための
選択肢を
一つでも多くしておく。
という意味合いで
知っておく。
というのでも良いと思います。

ここに出てきた内容は
できるなら避けたい内容ばかりです。
ですので
まずは
直接的な危険を回避するために知っておく。
そして
万が一、
巻き込まれた時のために
しっかりと生還するために
知っておく。

こんな気持ちからで良いと思いますので
どんどん
知という力を蓄えてください。

また
烏賀陽さんのnoteもよろしくお願いします。

烏賀陽(うがや)弘道/Hiro Ugaya|note



それでは
今日も最高の一日を。