さてさて、本当にあと少しで消費税が変わります。
一応、軽減税率だとかが導入をされますが、正直なところ、皆さんどうなんでしょうか?

というか、私の本音を言えば、軽減税率が対象となる内容が、余計な出費の大きな原因の一つだと思っています。

その辺を中心に、今回は記事を書いていきます。



ほとんどの惣菜は、簡単に作れる

これは、コンビニのお弁当なども含まれています。
そして、私が身近で一番出費が大きくなると実感している内容が、この手のお弁当や惣菜、ソフトドリンクになります。

これらの商品は、基本的に軽減税率の対象になります。

この手の商品の良い部分は、作る時間と片付けの時間が不要である!ということでしょう。

確かにこのような利点は、かなり便利だと思いますが、ほとんどの人にとっては、そこまで必要なことですか?と私は思っています。

というのも、このような利点が必要になる人は、本当の意味で、分刻み、秒刻みで活動をしている人だと思うからです。
そして多くの人は、本当の意味で、このような生活をする必要がありません。

ただ、このように書くと、私は違う!という人が出てくるでしょうが、一部の人を除き、確実に不要であると断言が出来ます。

そして、単に自分のスケジュール管理能力が低いために、時間に追われている人は、今回の必要な人の定義には含まれません。

必要な人の身近な例であれば、外資系の企業で働いている人や、経営者、芸能人、政治家とかの「一部の人たち」…でしょうか。
普通の会社員や学生が、本当の意味で分刻み、秒刻みで日々を過ごす訳が無いのです。

であれば、食事に関していえば、多少作る手間などがかかっても、自炊をする方が経済的には良いと思っています。

そして、スーパーなどで売っている惣菜やファミレスなどのメニューのほとんどは、簡単に、低価格で作ることが可能なのです。

そもそも、飲食店で使っている食材とスーパーの食材にそこまで大きな違いはありません。

確かに、一部のちゃんとした超高級店などであれば、素材から違うこともあるでしょうが、身近な飲食店のほとんどの食材は、その辺のスーパーで売っている食材とほとんど変わりません。

そして最近では、ほとんどの料理のレシピをネットで無料で知ることが出来ます。
しかも素人でも簡単にできるように、優しく紹介をしている内容も沢山あります。

これにより飲食店の付加価値の一つである料理スキルを、ある程度自分で補うことが出来ます。
これは言うなれば、ネットからの知識によって、実際のスキルを補完している…という感じです。
だからこそ、多くの人が「再現レシピ」などを作れるのです。

食材はそこまでの違いがなく、料理スキルも知識で補える…。
この二つの内容だけでも、料理の味はかなり良くなるでしょう。

というのも、コンビニなどがわかりやすいですが、全てでは無いですが、一部の商品は、ザ・加工食品…という味が強く出ている商品が珍しくありません。
もちろん、このような味付けが好きな人は良いのですが、多くの人は、そこまで好きではないでしょう。

そして何よりも、この手のお弁当一つと食材が同じくらいの値段になる…ということです。
例えば、500円のコンビニ弁当を3食分、1500円分購入をしたとします。
この値段で食材を買うと、かなりの量になります。
料理にもよるでしょうが、少なくともコンビニ弁当の倍の6回分くらいの食事は最低でも作れるでしょう。

しかも、「作り置き」という方法を取れば、最初の料理を作る時間を除いて、残りはほとんど時間を使いません。
さらに、「時短レシピ」という方法が使えれば、もっと時間を短縮できます。

もちろん、全ての料理に使える方法ではありませんが、多くの料理で使える方法だと思っています。


これにより、コンビニ弁当などの利点である、時間的な余裕が増える…という部分が、そこまで大きなアドバンテージではなくなるわけです。

ということは、時間的な部分、金銭的な部分、そして、自分が美味しく食べられるという内容を総合的に考えると、自炊という選択をする方が大きなメリットになることがわかるのではないでしょうか?



毎日300円の出費の積み重ねを知ろう

例えばコンビニで、毎日100円のジュースと、200円のお菓子を買うことが日課だとします。
これを30日だとすると、一ヶ月で9000円の出費になります。
分かりやすく約1万円の出費だとして、1年で12万円の出費になりますね。

また、これくらいの「軽い感覚で何気なく買い物をする」というのは、よくあることでしょう。
他の例であれば、朝昼晩とそれぞれ一本ずつ缶ジュースを毎日買うのでも同じくらいの値段になります。

つまり、多くの人は毎日何気なく300円くらいの買い物を無意識にしているのです。

確かにこの約1万円で、日々の生活が「ものすごく良くなる」のであれば、私は全然いいと思います。

ですが…。
ほとんどの場合、惰性的にストレス解消「のようなもの」をしている人がほとんどだと思います。

これは一種の依存状態だということもできるでしょう。
依存が言いすぎなら、悪習慣が出来ている…という感じでしょうか。

確かに、味覚の好みは人それぞれですが、ほとんどの日本人の場合、少し考え方を変えると、すぐにでも生活習慣が変わると思います。
それくらいに、コンビニなどの商品の味は大したことがないものが多いのです。
もちろん、全てではありませんが。

例えば、毎日100円の紅茶のジュースを飲んでいるとしましょう。
お店にもよりますが、安いお店であれば、700円ほどで100パックのティーバッグを買うことも、今は珍しくありません。
単純に700円で100パックであれば、約3ヶ月ほどの紅茶を作れることになります。

もちろん、ここにミルクや砂糖、レモンなどが必要ですが、それを含めても1000円くらいでしょう。
ここでは1000円で1ヶ月間お好みの紅茶を作れたとします。
これでだいたい一日30円ほどになります。
100円のジュースの半分以下です。

これだけでも結構な出費を抑えられますが、さらに出来るのであれば、不要なお菓子などもやめてみるのです。
ほとんどの場合、たまに食べたくなるのは普通ですが、毎日のように、何かしら食べなければリラックスできない…というのであれば、それは単に「惰性で無駄遣いをしている」可能性がかなり高いです。

また個人的な体感では、市販のジュースは砂糖がかなり使われているようですが、自分で作るドリンクの方が、少ない砂糖の量で甘さを強く感じるように思います。

そして、惰性でお菓子を食べる人は、この「甘さ」という内容を欲している可能性がかなり高いです。
であれば、自分でお好みのドリンクを作ってドリンクだけで満足できるようになれば、お菓子が必要なくなることになります。

そして、このような人は、かなりの数の人が当てはまると思っています。

もし仮に、毎月9000円を使っていた人が、お好みの紅茶やドリンクのみに変わったら、一ヶ月に約6000円から8000円のお金が浮くことになります。

このような無駄遣いの止め方は、別段難しいことではありません。

多くの場合、今の日本人が日常生活の中で、一番手軽に無駄遣いをする内容が、食事になるからです。
しかも、毎回食事で満足出来るとも限らない…。
それは、出来合いの商品の味が好みに合わないことがほとんどの原因です。

ですから何度も書いているように、ほとんどの商品は自分で簡単に作ることが出来るのですから、自分でコツをつかんで、その日の気分で味をアレンジしながら美味しく、好きなものを食べる方が、満足度も高くなるでしょう。

それでいて、金銭的な余計な出費が無くなり、時間的な余裕も増える確率が高くなり、また、人によっては料理自体がリラックス効果を出すので、本当に良いことばかりだと思っています。



身近な出費のコントロールすらもできない人が、これからの時代で成功など出来るはずがない

アメリカでは太っている人は出世が出来ない…というのは、とても有名な話です、
その理由は、自分の体調管理すらもできない人間が、仕事を円滑に管理することなどできない…という考えから来ています。

つまりは食欲という煩悩、欲求をコントロールできない人間は仕事ができない…とアメリカでは認識をされることが多いということですね。

そして脳科学的には、金銭欲は食欲から来ているといわれています。

また人間の三大欲求のほかに、現代では4つ目の欲求となる「物欲」という欲求が生まれました。
そして、この物欲は特に今の日本では、かなり強い力を持っています。
それは少し考えれば、皆さんすぐにいくつも思いつくと思います。

そして、物欲も少なからず、食欲と関係しているのもわかるでしょう。


もちろん絶対ではありませんが、昔から物欲まみれの悪役には、太ったゲス野郎が多かったと思いますが、あながち現実世界でも外れていないのかもしれません。

まあ、太っているからと言って、必ず悪者だとは言いませんが、少なくとも食欲のコントロール能力が低いことは間違いがないでしょう。

また、体型的には太っていなくても、先程書いた様に、惰性で無駄遣いをしているような人も、食欲や、金銭のコントロール能力が低いといえます。

ただ、金銭のコントロール能力が低い、高いといわれても、何を基準にすればいいかわからないと思います。
なので、私の中の考えを紹介しておきましょう。

それは、お金の出が、入りよりも上回らない状態を基準にする!ということです。
また、この時のバランスが良い状態にすることです。

例えば一例として、100万円の入りがあったとして、101万円をつかうのは、マイナス1万円なので当然ダメになります。

では、逆に1万円だけ使って99万円を貯金したとしましょう。
実は、これもダメなのです。
というのも、バランスが悪いからです。

もちろん、このバランスも人やその時の目的に寄りますが、一般的な感覚であれば100万円のうち10~30万円ほどを貯金に使い、残りは何かしらの内容に「上手に使う」という感覚だと思います。
もちろん特に使うものが無いのであれば、その分を貯金したりしてもいいと思います。

とにかく、マイナスになるのは論外として、全く使わないのもダメなのです。
入りと出のバランスが良く、同時に、お金を使うにしても、上手に使えることが、上手く金銭をコントロール出来ている状態だと思っています。

また、このときの内容には、使う金額の多さは一切関係がありません。
先程はわかりやすく100万円としましたが、これが100円でも、10万円でも、ぜんぜん良いのです。
その金額の中で、自分がちゃんとコントロール出来ていることが重要になります。



浪費ではなく、上手にお金を使いましょう。

先程、「上手にお金を使う」という内容が出てきました。
それをもう少し詳しく書くと、「浪費にばかり使わない」ということです。
そして、身近な浪費の典型的な例の一つが、不要な食品を惰性で買う…ということだと、私は思っています。

確かに、食事は生きていくうえで必須の内容になります。
しかし、その視点を完全に忘れて、浪費としてあれも、これも…と無駄な買い物をしている人が本当にたくさんいます。

これではいくら軽減税率の対象だったとしても、無駄な出費が減ることはないでしょう。
そしてこの無駄遣いの感覚は、必ず食品以外の品物のときにも影響を与えています。

そもそも、私の中では浪費という感覚がいまいちピンと来ません。
無駄な行為やモノに使うくらいなら、ちゃんとした目的のためにお金を使います。

まあ、すでに答えを書きましたが、言い換えるのであれば、目的が無いから浪費をすると言えるのです。

では、もうお分かりだと思いますが、まずは仮で良いので、自分なりに、好きなように目的を考えて、実行してみましょう。

例えば、映画を撮るという目的を持つことで、今まで無駄に使っていたお金を、映画の勉強のために使うようになる…とかで良いのです。
もしくは、草テニスのトーナメントで日本一になるという目標を立てて、そのためにお金を使う。
または、ロシア語を学ぶために、留学すると決めて、そのための貯金をする…というのでも良いのです。

浪費という視点では、お金だけでなく、時間の浪費もそうだと思います。
時間を浪費するのは、やること、やりたいことが無いから…という理由が大きく関係していると思います。

ですから、他人の意見など無視して、まずは、仮でも良いので、自分がこうしたい!という目的を作ればいいのです。

そして、もしその内容が合わなければ、違う内容に変えればいいのです。
だからこそ「仮でOK」と書いているのです。

やりたいことも「トライ&エラー」が基本で良いのです。

上手にお金を使うためのコツは、まずは、しっかりとお金を使いたい!と思う目的、内容をちゃんと持つことです。
これが出来るようになれば、自然と無駄な出費が無くなっていき、上手にお金が使えるようになるでしょう。



「知恵は金なり」

「時は金なり」という言葉は皆さんご存知だと思います。
しかし、私は「知恵も金なり」だと思っています。

例えば、今まで書いてきたことも知恵を少し使った内容です。

自炊に関しても少し知恵を使えば、簡単に美味しくて、コスパが良くて、時短で出来る内容が沢山あることに気が付きます。

先程の紅茶であれば、コーヒーに使う粉ミルクがあれば、ミルクティーが出来ますし、粉ミルクからホイップクリームも作ることが出来ます。
また、粉のレモネードがあれば、これを使ってレモンティーもできます。

他にもお酒であれば、自分でカクテルを「ツイスト」してみるのもいいでしょう。
カクテルではアレンジのことを「ツイスト」と呼ぶのです。

そして、カクテルが生まれるきっかけは禁酒法時代まで遡ります。
簡単に書くと、このときのクソまずくて、質が悪い密造酒の味を良くするために、カクテルが発展をした…という風に認識をして貰えればいいでしょう。

もちろん、お酒なので、気を付けて貰いたい組み合わせもありますので、その辺は、自己責任でお願いします。

ただ、手軽に作るのであれば、最近よく出てくる早川パオさんの「まどろみバーメイド」という漫画はおススメです。
この記事を書いている2019年9月の時点では3巻までkindleアンリミテッドに対応をしています。
もしくは、一冊700円ほどですから、購入をしても良いと思います。


料理であれば、最近ではスーパーなどで、レシピを無料で配布しているときもありますし、商品のパッケージに一例が乗っていることもあります。

私であれば、最近パン粉を買ったのですが、そこに書いてあったレシピをアレンジして、チキンカツやとんかつをお手軽に作っています。

この時の方法は本当に簡単で、パン粉にサラダ油と塩と胡椒を混ぜて作った衣を、チキンやポークにつけて、火が通るまで焼くだけ!という内容です。

これだけで、少ない油で美味しくチキンカツなどが作れます。
そもそも、チキンカツなどの「特徴的な味の一つ」は、油と熱で変化したパン粉の味になります。

このような内容を知っていると、どのようにすれば、目的とする内容、もしくは目的とする内容に近い状態を再現できるのか?というのが、わかってきます。

身近な例であれば「〇〇のお店の再現レシピ」とかでしょうか。
特に、〇〇のお店の牛丼などは、本当に簡単に作れますよ(笑)


確かに、内容によっては時間とお金を必要とすることもあるでしょう。
しかし、日常生活のほとんどの内容は、ネットがあればほぼ解決をします。
それこそ、ネット代と慣れるために必要なちょっとの時間があれば大丈夫でしょう。

それは、今まで書いてきた内容を読めば納得するはずです。

そして、知恵の良いところは、一度身についてしまえば、次からお金も時間も必要ないところです。

ですから必要に応じて、色々な知恵を身に付け、実践をしていくといいでしょう。



おそらく、これからも税金は高くなる確率は高いですし、それ以外にも、税金とか関係なく物価が上がることもあるでしょう。

そのようなときに、冷静に必要な内容と不要な内容を判断できる方が良いのは、言うまでもないでしょう。

そしてこの時の冷静な判断も、「知恵の一つ」になるのです。

現代は身近に「知恵のもと」が沢山あります。
しかし、それらはあくまでも「もと」であり、知恵そのものではありません。
これは食材と料理に置き換えて考えると分かりやすいでしょう。

食材のままでは料理では無いのです。
料理とは調理という工程を行うことで、出来上がる内容です。

そして、この時の工程は、皆さんの自由に行っていいのです。
この部分は調理とはだいぶ異なる部分ですね。


どうぞ皆さんも、自分なりに知恵を使って、多くの浪費を無くしていきましょう。
そして、そこで出来たお金や時間を、上手に使っていきましょう。


それでは、今日も最高の一日を!