今回は、なぜ日本人の多くが…。

長時間〇〇は素晴らしいことだ…。

という認識をするのかについて、書いていきましょう。





まず、いくつかの原因があり。

その一つは、100年近く前からの、社会的な影響になります。

ただ、今回は、これではありません(;・∀・)


今回のは、もっと以前からある、文化的な内容が、変な方向に行ってしまった…という内容になります。


記事タイトルにもありますが、日本には「願掛け」と呼ばれる文化、風習があります。

その中の一つに「お百度参り」という方法があります。

地域により色々と違いはあるようですが…。

ここではシンプルに、100日間、毎日、神社にお参りをする…という意味で書いています。


この手の内容を信じている人、好きな人には、大変申し訳ないのですが…(m´・ω・`)m ゴメン…


私は、この手のことは、だいぶ否定的な人間です。

ですが、一部の人には、精神安定としての効果もありますから、全否定ではありません。

つまりは、必要な人はどうぞ、ご自由に…という感じですね。


んで。


先程、精神安定と書きましたが…。

現代は、この精神安定として行われる内容が沢山あります。


その内容の一つが、長時間〇〇をすること…という風に、私は考えています。


長時間〇〇を精神安定として利用している人の多くは、長時間何かをすることで「やったつもり」になれる感覚を求めているのでしょう。

しかし、どう転んでも、やった「つもり」であり、実際にやった…。
つまり、目的を完了したとか、達成をしたというのではありません。


例えば、家が火事になっている場合は、当然ながら、火を完全に消すことが目的になります。

火を完全に消して、消えたことを確認できてはじめて、消火をした…と言えます。


ですが、やったつもりは違います。

例えば、火元に消火グッズをとりあえず投げて、それで終わり…という状態です。

完全に火が消えたことを確認もしていない。

酷い場合は、目の前でメラメラと火が燃えているのに、自分は消火をやった…と言い張る人もいるでしょう(;´Д`)


そして、このようなやったつもりの人間は、世の中に沢山います。

当然ですが、このような「〇〇したつもり人間」は、無能としか言えないでしょう(;´Д`)

その無能な人達が、自分はしっかりと役に立っている(`・ω・´)
と、思いたいために、長時間〇〇をする…というのが、今の日本の多くの現状でしょう。

例えば、成績が悪いガリ勉君が、毎日10時間の自習をしていたとします(;´Д`)
そして、この10時間の自習という、無駄な日課をしていることで、他の人間よりも、自分は優秀なんだ…。
とか。

自分はすごいんだ…という、惨めな愉悦を味わいます(;゚Д゚)

こういう愉悦欲しさに、長時間〇〇をしている人もいることでしょう。


そして、このような愉悦が、結果として、無能な人達の精神安定としての効果を生んでいる…。


ですから、私は、長時間〇〇はお百度参り、みたいなもの…と書いた訳です。


どちらも、具体的な解決策を考えたり、実行に移すことをしないからです。


もちろん、すでに書いているように。

実際のお百度参りであれば、文化的、風習的な視点から、精神的な安らぎになることもありますから、全否定はしません。

また、病気などでお百度参りをしているのであれば。

ストレスケアの効果や、プラシーボ効果などの確率も高くなるかもしれませんから…。

こういう部分からも、全部は否定をしていません。

実際にアメリカでは、祈りと治療効果についての研究も、行われているくらいですからね(@ ̄□ ̄@;)!!



ですが、長時間〇〇を、お百度参りの劣化版のようにするのは全否定します。
というのも、メリットが一つも無いからです。


さらに言えば、チームで動いている場合、このような人間が一人でもいると、その人以外の人が大変迷惑だからです。

例えば、一人だけ、自宅に帰るのが嫌な人がいて…。

その人が、自分の都合で、生産性が著しく低い状態を作っているとします。

しかし、その人の仕事はチームで行う内容であり、それぞれの担当を完了させ、最後に全員で全体の確認をしないと、帰れない内容だとします。

そうなると、他の人が世界一優秀な人達であったとしても、やる気のないたった一人の人間の生産性にまで、全体の生産性は下がってしまうのです(。-`ω-)



また、仕事などでは、他の人の邪魔にはならなくても…。

社会生活のどこかには、色々な影響があるでしょう。

例えば、長時間労働をする人が沢山いるから、電車も遅くまで運転をしなければいけない…という感じです。



また、このような長時間〇〇をすることで、精神安定を得ている人が多いからなのかは、知りませんが(;・∀・)


日本では、短時間で効率的に成果を出す、成長をする人よりも。

成長しない、成果が出ないでも、長時間何かをする人の方が、素晴らしいという、かなりおかしな常識…みたいな考えがあります。


すでに書いているように…。

これでは、短時間でミッションを完了できる、優秀な人よりも…。

能力が低い人間の方が、素晴らしい…と言っているようなものです。


実際に、このような訳のわからない基準で、不要な嫌がらせを受けた人も沢山居るでしょう。


例えば、数学が得意な生徒が、予定時間60分のテストを、5分で完了させたとします。
しかも、満点。
そのような場合は…。

君はすごいね(((uдu*)ゥンゥン 他の生徒の邪魔にならないように、残り時間は好きに過ごしていいよ(((uдu*)ゥンゥン
という感じで、褒めるだけでOKでしょう(((uдu*)ゥンゥン


しかし、どうしようもない教師の場合は違います(; ・`д・´)

いい加減にやるな。ちゃんとやれ。もう一度やり直し…。
という、訳の分からないことを言います(;゚Д゚)

これも、早く終わらせる人間は、いい加減にやる人間だ…という、偏見があるからでしょう。

逆に、単に遅いだけの人を、丁寧な仕事をする…という訳のわからない評価もあります。


ですから、出来る限り、このような長時間〇〇を精神安定に使っているような人間や…。
おかしな考え、偏見を持っているような人間の考えや、発言は無視してください。


基本的に、そのほぼ全ては、その人の言い訳みたいなものですから。


生産性を上げたい人間には、ゴミでしかありません。






そして、そもそもの話…。

なぜ、今回このようなことを、いくつもの記事に書いたのか(。´・ω・)?
というと…。

理由の一つには、現代人は、色々とやるべきことがたくさんあるから…という、もっともな理由があります(笑)


まあ、大きな理由の一つは、普通の人であれば、やりたいことが沢山あり過ぎて、時間が足りなくなるよね?
というのが、一番でしょうか(笑)


つまりは、自分がやりたいことを、しっかりとやるために、自由な時間を作ろうとしている人が沢山いる。

だけども、そのような人の邪魔をする人や悪習が沢山ある…。

じゅあ、どうしようか…。
というきっかけから始まった訳です。


もちろん、今回の一連の記事で、全て解決をするとは、最初から思っていません。

正直な話、そんな単純な話では無いからです。

ですが、個人個人で出来ることは沢山あるから、まず、そこから始めよう…という思いなわけです。


つまりは、以前の記事に書いた、千里の道も一歩から…をした訳です(笑)


という感じで、今回はこの辺で(o*。_。)oペコッ


ハッキリと書きますが…。

早ければ3年くらいで、大きく社会の構造は、ガラリと変わるでしょう。

その変化が起きたら、今のように甘い汁を吸っている無能な人間は、一気に淘汰されることでしょう。

そして、ますます社会に価値を提供できる人間が重宝されることになります。

本来であれば、もう少し変化が起きるタイミングは、遅くなると思っていました。

しかし、コロナ騒動の影響で、変化が少し早く起きそうな流れになっています。

ですから、一人でも多くの人が、その変化をベストな状態で迎えられるように願っております。




それでは、今日も最高の一日を!