前回の記事では、簡単に生産性を上げる方法の一つは、日々の行動時間を計測して、把握をし。
今までの時間よりも短い時間で終了できるように時間設定を行い、行動をする。
という内容を書いてきました。
その途中で、ボトルネックについても書きましたが。
今回は、ボトルネックに対して、どのように対応をするのか…。
ということを軽く書いていきます。
まず、ボトルネックとは、それ以上生産性を上げることが出来ない限界のことを意味しています。
例えば、ボトルネックとなる通路があったとします。
この通路以外の部分は、横一列に100人が並べるほどの広さになっています。
しかし、ボトルネックの通路の広さは、横一列に10人しか並べません。
ですので、いくら他の部分で100人が横一列に並んでいても、ボトルネックの部分を通るときには、一度に10人ずつしか移動が出来ないのです。
これは、駅の自動改札で出来る行列などをイメージすると分かると思います。
そして、多くの場合、このボトルネック自体を大きくする。
例えば、先程の自動改札であれば、駅自体を拡張し、自動改札を多くする。
という様な対応をしない限りは、毎回必ず、制限がかかることになります。
駅の自動改札の待ち時間であれば、大体の待ち時間と言うのは、決まってきます。
例えば、毎日の通勤で、会社近くの駅で待つ時間はだいたい3分程だ。
という感じです。
そして、このようなボトルネックが原因で生まれる、大体の待ち時間の様なモノ。
必要とする時間、拘束時間などは、多くの場合、一定化してきます。
つまりは、今日は5分待って、昨日は30分待って、明日は、60分の時間を必要とした。
というバラつきが、基本的には起きない。
ということです。
であれば、以前の記事の、それぞれの行動時間を記録する。
という方法で、ボトルネックに必要とする時間も自然と把握できるようになります。
ですので、生産性が低い場合は、生産性を上げていき。
ボトルネックとなる内容は、必要となる時間を把握をし、対応をしていきます。
これは、取り組んでいる内容や、環境の影響もあるので、絶対にこのようにすべし‼
ということは書けませんが。
多くの場合、そのボトルネックとなる内容を、先に処理をするか、後に処理をするか。
という感じで、分ける方法が多いと思います。
例えば、
出社して、朝一で、メールをチェックする場合と、その日のノルマを全て終わらしてから確認をする場合。
という感じです。
または、その日の重要度で変えていく。
例えば、
今日はあらかじめ、重要なメールが来ることが分かっているから、
このメールチェックの優先度を一番上にしておく。
今日はあらかじめ、重要なメールが来ることが分かっているから、
このメールチェックの優先度を一番上にしておく。
と、こんな感じです。
この辺の取り組み方は、人により、合う、合わないがあるので、実際に自分で試してみるしかありません。
違う例え方であれば。
テストの時に、難しい問題は後回しにして、先に、すぐに解ける問題を片付けてから、残りをゆっくりと考えるタイプと。
その逆に、難しい問題を先に片付けて、その後に、楽な問題をのんびりと片付けていく。
というタイプがありますが。
これも、人や状況によるでしょう。
ちなみに私は、基本的に前者のタイプです。
ここで重要になるのが、ボトルネックとなる内容を処理することで。
他の生産性を上げて処理できる内容の邪魔にならない様にすることです。
多くの場合、ボトルネックとなる内容には、生産性の高さ、IQが高い状態を必要としません。
ですが、この時のボトルネックとなる時間、状態が、生産性やIQが高い状態を必要とする内容に悪影響を与えることもよくあります。
例えば、高いIQを必要としないメールチェックに、3時間の時間が必要だったとして。
高いIQを必要とする書類作成に使う3時間に、悪影響が出る。
例えば、3時間のメールチェックで、肉体的疲労が溜まり、思考能力が落ちている状態になっている。
このような場合は、先に書類作成を終わらせてから、メールチェックをする方が、効率は良いでしょう。
皆さんもよくわかると思いますが。
体が疲れているときに、思考を働かせることは、かなり大変になります。
そして、ボトルネックとは言え。
何かしらの身体的疲労や精神的疲労は溜まるハズですから。
その辺の疲労度合いのバランスも意識する必要があります。
この辺のバランスが上手く調整できると、全体的に、スムーズに進んで行くことになります。
ですので、生産性が高い状態を求めるだけでなく。
ボトルネックとなる内容を、どのように上手く対応をするのか…。
という部分にも目を向けて、上手に調整、処理をしていきましょう。
という感じで、今回はこの辺で(o*。_。)oペコッ
ボトルネックとなる内容は、不要な内容ではなく。
むしろ必ず付いてくる内容と言えます。
しかし多くの人が、ボトルネックは無くせばいい、無視をすればいい…と。
勘違いをしている感覚を強く受けます。
しかしそれでは、改善、クオリティーアップには進みません。
問題も含めての「全体」ですから。
その問題もしっかりと認識をしながら、全体の質を上げていきましょう。
それでは、今日も最高の一日を!