今回は、ひぐちアサさんの「おおきく振りかぶって36巻」より。

学習と休息についての関係。

休息の必要性について書いていきます。




まずは、引用から。


でも何日か休んだらできるようになったって経験あるよ  
ひぐちアサ
おおきく振りかぶって Vol.36
第63回「150キロ」より
一部引用



漫画なので、極力ネタバレを避けるように書きますがm(__)m


日本の部活動はアメリカに比べて、練習時間や日数が多いことをご存じでしょうか?

アメリカでは、部活の活動時間や日数に制限が設けられており。
また、基本的に学業を疎かにすると、部活動が禁止されるようです((( ;゚Д゚)))

なぜ、このようなことを書いたのか、と言うと。

日本と世界の大きな差の一つが、ここにあると思うからです。


その一つが、しっかりと休む時間、期間を自然と組み込む習慣がある。

と言う内容です。

実は学者の世界でも似たようなモノがあります。

それが「サバティカル」という制度です。

アメリカの学者ですと、6年働くと、1年間なにもしなくても給料が出るΣ(・ω・ノ)ノ
サバティカル制度と言う期間があります。

学者の場合は、この期間に次の研究テーマを決める、見つけることが目的ですが。

ぶっちゃけ、見つからなくても良いのでしょう(笑)

ただ、休むことは重要である。
という考えがあるのは、理解してもらえると思います。



おおふりの作中では、脳機能。
主に、長期記憶と短期記憶に関しての内容が、結構ぎっしりと出てきており。

さすがに、この説明だけでは選手も理解ができないようです(笑)

ですが、最後に簡単にまとめた内容があり。

それをさらに簡略化したような内容が引用のセリフになります。


この記事でも簡単に書いておきますが。

要は、練習や勉強、体験などからの、学びの刺激を受けたら。

一定期間、それらの刺激から離れることで、神経ネットワークが構築、強化され。

成長や変化を起こすのです。


ただし、神経ネットワークが発達するには、発達に必要な量の刺激が必要です。

この必要な量を「閾値」と言います。

これは、そのまんまゲームのレベルアップシステムと同じです。

レベルアップに必要な経験値を越えないと、何度戦ってもレベルが上がらないのと同じです。

ですから、練習にしろ、勉強にしろ。

必要な量の学習をしたら。

その学習内容から離れて、休んだりすることで。

その休んでいる時間に、学習内容の神経ネットワークが発達するのです。

ですから、休むことが大切であり。

休むことも学習なのです。



日本では、学びに限らず。

多くの場面で、とにかく、動いていることが、美徳のように言われます。


しかし、冷静に考えれば、おかしいのです。


みなさんも、真面目に動き、頭を使えば疲れますよね?

普通は、真剣に行動すれば、疲れるのです。

何時間も連続で動けないのです。

つまりは、多くの人は、動いているふりをしているだけです。

それは、一人あたりのGDPを見れば理解できるでしょう。


ダラダラと、生産性が低い状態で時間を無駄にする人は、これから先、どんどん苦しくなるだけです。

そして、学びにおいても。

頭を使わないで、

とにかく長時間、大量に。

と言う姿勢で取り組んでも、身にはなりません。


頭を使った学習と。

メリハリをもった学習、練習時間を上手に過ごして。

どんどん、成長してください❗


それでは、今日も最高の一日を❗



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